与えられた2次式を因数分解するために、まずそれぞれの2次方程式の解を求め、次にそれらの解を用いて因数分解を行います。
(1) x2+6x+7 まず、x2+6x+7=0 の解を求めます。解の公式を用いると、 x=2a−b±b2−4ac ここで、a=1,b=6,c=7 なので、 x=2⋅1−6±62−4⋅1⋅7=2−6±36−28=2−6±8=2−6±22=−3±2 よって、解は α=−3+2,β=−3−2 です。 したがって、x2+6x+7=(x−(−3+2))(x−(−3−2))=(x+3−2)(x+3+2) と因数分解できます。 (2) 2x2−2x+5 まず、2x2−2x+5=0 の解を求めます。解の公式を用いると、 x=2a−b±b2−4ac ここで、a=2,b=−2,c=5 なので、 x=2⋅22±(−2)2−4⋅2⋅5=42±4−40=42±−36=42±6i=21±3i よって、解は α=21+3i,β=21−3i です。 したがって、2x2−2x+5=2(x−21+3i)(x−21−3i) と因数分解できます。