3つの集合の問題があります。 問題7は、全体集合 $U = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10\}$ と集合 $A = \{1, 3, 4, 7\}$ が与えられたとき、 (1) $n(U)$ (2) $n(A)$ (3) $n(\overline{A})$ を求める問題です。 問題8は、全体集合 $U$ を50以下の自然数全体の集合とし、集合 $A$ を9の倍数全体の集合としたとき、 (1) $n(U)$ (2) $n(A)$ (3) $n(\overline{A})$ を求める問題です。 問題9は、集合 $A = \{3, 4, 6, 7\}$ と集合 $B = \{4, 5, 7\}$ が与えられたとき、 (1) $n(A \cap B)$ (2) $n(A \cup B)$ を求める問題です。

離散数学集合要素数補集合共通部分和集合
2025/5/5
はい、承知いたしました。以下の形式で回答します。

1. 問題の内容

3つの集合の問題があります。
問題7は、全体集合 U={1,2,3,4,5,6,7,8,9,10}U = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10\} と集合 A={1,3,4,7}A = \{1, 3, 4, 7\} が与えられたとき、
(1) n(U)n(U) (2) n(A)n(A) (3) n(A)n(\overline{A}) を求める問題です。
問題8は、全体集合 UU を50以下の自然数全体の集合とし、集合 AA を9の倍数全体の集合としたとき、
(1) n(U)n(U) (2) n(A)n(A) (3) n(A)n(\overline{A}) を求める問題です。
問題9は、集合 A={3,4,6,7}A = \{3, 4, 6, 7\} と集合 B={4,5,7}B = \{4, 5, 7\} が与えられたとき、
(1) n(AB)n(A \cap B) (2) n(AB)n(A \cup B) を求める問題です。

2. 解き方の手順

問題7
(1) n(U)n(U) は、集合 UU の要素の個数を求める問題です。U={1,2,3,4,5,6,7,8,9,10}U = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10\} なので、要素の個数は10個です。したがって、n(U)=10n(U) = 10
(2) n(A)n(A) は、集合 AA の要素の個数を求める問題です。A={1,3,4,7}A = \{1, 3, 4, 7\} なので、要素の個数は4個です。したがって、n(A)=4n(A) = 4
(3) n(A)n(\overline{A}) は、集合 AA の補集合の要素の個数を求める問題です。補集合 A\overline{A} は、全体集合 UU の中で AA に含まれない要素の集合です。したがって、A={2,5,6,8,9,10}\overline{A} = \{2, 5, 6, 8, 9, 10\} となります。要素の個数は6個です。したがって、n(A)=6n(\overline{A}) = 6
問題8
(1) n(U)n(U) は、50以下の自然数の個数を求める問題です。したがって、n(U)=50n(U) = 50
(2) n(A)n(A) は、50以下の9の倍数の個数を求める問題です。9の倍数は、9, 18, 27, 36, 45 の5個です。したがって、n(A)=5n(A) = 5
(3) n(A)n(\overline{A}) は、50以下の自然数のうち、9の倍数でないものの個数を求める問題です。全体集合の要素数から9の倍数の個数を引けば求められます。
n(A)=n(U)n(A)=505=45n(\overline{A}) = n(U) - n(A) = 50 - 5 = 45
問題9
(1) n(AB)n(A \cap B) は、AABB の共通部分の要素の個数を求める問題です。AB={4,7}A \cap B = \{4, 7\} なので、n(AB)=2n(A \cap B) = 2
(2) n(AB)n(A \cup B) は、AABB の和集合の要素の個数を求める問題です。AB={3,4,5,6,7}A \cup B = \{3, 4, 5, 6, 7\} なので、n(AB)=5n(A \cup B) = 5

3. 最終的な答え

問題7
(1) n(U)=10n(U) = 10
(2) n(A)=4n(A) = 4
(3) n(A)=6n(\overline{A}) = 6
問題8
(1) n(U)=50n(U) = 50
(2) n(A)=5n(A) = 5
(3) n(A)=45n(\overline{A}) = 45
問題9
(1) n(AB)=2n(A \cap B) = 2
(2) n(AB)=5n(A \cup B) = 5

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