与えられた式を項ごとにグループ化し、共通因数をくくりだします。
まずは、最初の2つの項と、最後の2つの項をそれぞれまとめます。
x3+ax2−x2−a=x2(x+a)−(x2+a) 次に、後ろの括弧の中身を(x2+a)と変形します。 x2(x+a)−(x2+a)=x2(x+a)−1(x2+a) ここで、x2+a の形が見当たらないので、別の方法を試します。 別の方法として、x3と−x2, ax2と−aでグループ化してみます。 x3+ax2−x2−a=x2(x−1)+a(x2−1) x2−1は(x−1)(x+1)と因数分解できるので、 x2(x−1)+a(x2−1)=x2(x−1)+a(x−1)(x+1) ここで共通因数(x−1)でくくります。 x2(x−1)+a(x−1)(x+1)=(x−1)[x2+a(x+1)] (x−1)[x2+a(x+1)]=(x−1)(x2+ax+a)