1. 問題の内容
100円、10円、5円の硬貨が合計50枚あり、合計金額が2000円である。それぞれの硬貨の枚数を求める。
2. 解き方の手順
100円硬貨の枚数を 、10円硬貨の枚数を 、5円硬貨の枚数を とする。
枚数の合計に関する式と、金額の合計に関する式を立てる。
枚数の合計に関する式は次のようになる:
金額の合計に関する式は次のようになる:
この連立方程式を解く。
まず、2番目の式を5で割ると:
次に、この式から最初の式を引くと:
ここで、 は10円硬貨の枚数なので、0以上の整数である。また、 と も0以上の整数である。
より、, , である。
より、, となる。
は整数なので、 となる。
また、
より、, となる。
は整数なので、 となる。
のとき、
となり、条件を満たす。
のとき、
となり、条件を満たす。
金額を確認すると、
どちらも条件を満たす。
3. 最終的な答え
100円硬貨が17枚、10円硬貨が27枚、5円硬貨が6枚
または
100円硬貨が18枚、10円硬貨が8枚、5円硬貨が24枚