長方形ABCDにおいて、点Pは秒速2cmで辺AD, DC上をA→D→C→D→Aと移動し、点Qは秒速6cmで辺AB, BC上をA→B→C→B→Aと移動する。点Pと点Qが頂点Aを同時に出発するとき、PQを結ぶ直線が初めて長方形ABCDの面積を2等分するのは出発してから何秒後か。長方形の辺の長さはAD = BC = 48cm, AB = DC = 80cmである。

幾何学長方形面積移動方程式
2025/5/5

1. 問題の内容

長方形ABCDにおいて、点Pは秒速2cmで辺AD, DC上をA→D→C→D→Aと移動し、点Qは秒速6cmで辺AB, BC上をA→B→C→B→Aと移動する。点Pと点Qが頂点Aを同時に出発するとき、PQを結ぶ直線が初めて長方形ABCDの面積を2等分するのは出発してから何秒後か。長方形の辺の長さはAD = BC = 48cm, AB = DC = 80cmである。

2. 解き方の手順

長方形の面積は 48×80=384048 \times 80 = 3840 cm2^2である。
PQを結ぶ直線が長方形の面積を2等分するとき、三角形APQの面積は長方形の面積の半分、つまり 3840/2=19203840/2 = 1920 cm2^2になる。三角形APQの面積は 12×AP×AQ\frac{1}{2} \times AP \times AQ で表される。
出発してからの時間を tt 秒とする。
まず、点PがAD上、点QがAB上にある場合を考える。
このとき、AP = 2t2t, AQ = 6t6tである。
三角形APQの面積は 12×2t×6t=6t2\frac{1}{2} \times 2t \times 6t = 6t^2となる。
6t2=19206t^2 = 1920 を解くと、t2=320t^2 = 320となり、t=320=8517.89t = \sqrt{320} = 8\sqrt{5} \approx 17.89となる。
点PがDに到達するまでの時間は 48/2=2448/2 = 24 秒、点QがBに到達するまでの時間は 80/613.3380/6 \approx 13.33 秒である。したがって、t<13.33t < 13.33 である必要があるため、この場合は当てはまらない。
次に、点PがDC上、点QがBC上にある場合を考える。
点PがAD上を移動する時間は48/2=2448/2 = 24秒。その後、DC上を移動するので、Pの位置はDから2(t24)2(t-24) cm進んだ位置になる。APを結ぶ直線と面積を計算するのは難しいので、この場合は考えにくい。
PQが長方形の面積を2等分するためには、直線PQが長方形の中心を通る必要がある。長方形の中心は対角線の交点であり、点Aから見ると、対角線AC上に位置する。PQがACに平行になる場合を考えると、AP/AD = AQ/ABとなる必要がある。
PがAD上にあるとき、AP = 2t2t、QがAB上にあるとき、AQ = 6t6t。このとき、AP/AD = 2t/482t/48、AQ/AB = 6t/806t/80。もしPQがACに平行であるとすると、2t/48=6t/802t/48 = 6t/80となり、これはt=0t=0の場合のみ成立する。
PQが長方形の面積を2等分するのは、PQが長方形の中心を通るときである。長方形の中心をOとすると、AOは対角線ACの半分である。
点Pが辺AD上にあるとき、点Qが辺AB上にあるとき、直線PQが長方形の中心Oを通るためには、ある特定の条件が必要である。
PがADの中点にあり、QがABの中点にある場合を考える。このとき、AP = 24 cm, AQ = 40 cm。Pまでの時間は 24/2 = 12秒、Qまでの時間は 40/6 = 20/3 = 6.67秒。この場合、同時に中点にたどり着かない。
点Qが点Bを通過した後、BC上を移動する場合を考える。QはAからBまで 80/680/6 秒かかる。その後、tt秒後にQがBC上にあるとする。Qの位置はBから 6t6t cm進んだ位置になる。このとき、Qの位置を表す式を求めるのが難しい。
長方形の中心を通る直線は、長方形の面積を2等分するので、直線PQが長方形の中心を通るような時間を探す。
中心の座標は (40, 24) である。
PがAD上にあるとき、Pの座標は (0, 2t2t) である。QがAB上にあるとき、Qの座標は (6t6t, 0) である。直線PQの方程式は x6t+y2t=1\frac{x}{6t} + \frac{y}{2t} = 1 である。
これが(40, 24)を通るので、406t+242t=1\frac{40}{6t} + \frac{24}{2t} = 1203t+12t=1\frac{20}{3t} + \frac{12}{t} = 120+363t=1\frac{20 + 36}{3t} = 13t=563t = 56t=56318.67t = \frac{56}{3} \approx 18.67 秒。
PがAD上にある条件は 2t482t \le 48、QがAB上にある条件は 6t806t \le 80
t24t \le 24 かつ t40313.33t \le \frac{40}{3} \approx 13.33t403t \le \frac{40}{3} が条件。
18.6718.67 は条件を満たさない。
点QがAB上、点PがAD上にある場合、6t<806t < 80, 2t<482t < 48より、t<40/3t < 40/3 and t<24t < 24より、t<40/3t < 40/3
この範囲で三角形APQの面積が1920になることはないので、別のケースを考える。
答えが提示されていないので、計算を間違えているか、考え方が間違えている可能性がある。

3. 最終的な答え

不明

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