1. 問題の内容
関数 が次の式を満たすとき、 を求めよ。
2. 解き方の手順
は定数なので、これを とおくと、
関数 は次のように表せる。
この式を積分すると、
よって、 となるので、 となり矛盾が生じます。これは計算ミスではなく、このような解法ではうまく解けないことを意味します。
改めて、 とおくと、 である。このとき、
.
したがって、 となり、 である。
これは矛盾であり、この式を満たす関数は存在しない。
しかし、問題文の書き間違いという可能性を考慮して、ここでは、 を求める部分を修正し、解が存在すると仮定して進めます。
を に代入すると、
したがって、 となるため、 という矛盾が生じます。本来はこの時点で解なしとして終了ですが、ここでは計算ミスを疑い、として進めます。
に を代入すると、
3. 最終的な答え
上記のように、与えられた関数は存在しません。しかし、問題の意図を汲み、 であると仮定すると、 となります。