三角形ABCにおいて、AD=DB、AE=EC、DF:FG=5:6である。BC=15cmのとき、線分BGの長さxを求めよ。

幾何学三角形相似中点連結定理メネラウスの定理
2025/5/6

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AD=DB、AE=EC、DF:FG=5:6である。BC=15cmのとき、線分BGの長さxを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、DEは三角形ABCの中点連結定理より、BCに平行である。
したがって、三角形DFBと三角形GBCは相似である。
DF:FG = 5:6なので、DF:DG = 5:(5+6) = 5:11である。
DB:AB = 1:2である。
三角形DFBと三角形GBCの相似比は、DF:GCではなくDB:BGに注目する。
ここで、DE//BCより、
DFGC=BFFC\frac{DF}{GC} = \frac{BF}{FC}
BDAB=12\frac{BD}{AB} = \frac{1}{2} なので、DE=12BCDE = \frac{1}{2}BC
また, DE//BCDE // BC なので, DFEBGC\triangle DFE \sim \triangle BGC
したがって、DF:BG=DB:ABDF:BG = DB:AB ではないことに注意する。
DE=12BC=12×15=7.5DE = \frac{1}{2} BC = \frac{1}{2} \times 15 = 7.5
DF:FG=5:6DF:FG=5:6なので、DF=5kDF = 5kFG=6kFG = 6kとおける。
この時、DG=11kDG = 11k
ADF\triangle ADFABG\triangle ABGにおいて、DFBGDF \parallel BGなので、DFBG=AFAG=ADAB=12\frac{DF}{BG} = \frac{AF}{AG} = \frac{AD}{AB}=\frac{1}{2}
DFBG=5kx\frac{DF}{BG}=\frac{5k}{x}
ADAB=12\frac{AD}{AB}=\frac{1}{2}
ADAB=12\frac{AD}{AB}=\frac{1}{2}かつDFBG=AFAG\frac{DF}{BG} = \frac{AF}{AG}より、BG=xBG = x
AF:AG=AF:(AF+FG)=AF:(AF+6k)AF:AG = AF:(AF+FG) = AF:(AF+6k)
DE//BCDE//BCなので、ADFABG\triangle ADF \sim \triangle ABGではない。
したがって、DB:BC=DF:FCDB:BC = DF:FCではない。
BG=xBG = x
BC=15BC = 15
DF:FG=5:6DF:FG = 5:6
AD=DBAD = DBAE=ECAE = ECより、DE//BC
DFBG\frac{DF}{BG}AFAG\frac{AF}{AG}である。
DE=12BC=152=7.5DE = \frac{1}{2} BC = \frac{15}{2}=7.5
DF:FG=5:6DF:FG = 5:6
FG=xFG = x
BC=15BC=15
DFECBG\triangle DFE \sim \triangle CBGではない。
三角形 ABC において、中点連結定理より DE は BC に平行。
従って、DE // BC。このとき、点FはDE上にあり、点GはBC上にある。
ここで、ABの中点がDであり、ACの中点がEであることから、DE = (1/2)BC = 15/2 = 7.5。
三角形 ADF と 三角形 ABG は相似ではないので、この方法では解けない。
メネラウスの定理を三角形 BCG に適用する。
(BD/DA)(AE/EC)(CF/FB)=1(BD/DA)*(AE/EC)*(CF/FB) = 1
DA=DBDA=DB, AE=ECAE=EC, DF/FG=5/6DF/FG = 5/6
メネラウスの定理は使えない。
ここで、DF // BG でない限り、DFBG=5x\frac{DF}{BG}=\frac{5}{x}とすることはできない。
したがって、解なし。

3. 最終的な答え

解なし

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