[1] 2次関数 y=41x2−3x+10 (2 ≤ x ≤ 8) について。 (1) 頂点の座標と軸を求める。
平方完成を行う。
y=41(x2−12x)+10 y=41(x2−12x+36−36)+10 y=41(x−6)2−9+10 y=41(x−6)2+1 頂点の座標は (6, 1)。
(2) 2 ≤ x ≤ 8 における最大値と最小値を求める。
頂点のx座標は6であり、区間[2, 8]に含まれる。
x = 2 のとき y=41(2)2−3(2)+10=1−6+10=5 x = 8 のとき y=41(8)2−3(8)+10=16−24+10=2 x = 6 のとき y=1(頂点) 最大値は x = 2 のときの y = 5。
最小値は x = 6 のときの y = 1。
[2] a > 0 とする。2次関数 y=ax2−4ax+2 (1 ≤ x ≤ 5) について。 (1) 最大値が7のとき、定数aの値を求める。
平方完成を行う。
y=a(x2−4x)+2 y=a(x2−4x+4−4)+2 y=a(x−2)2−4a+2 頂点の座標は (2, -4a + 2)。
1 ≤ x ≤ 5 において、軸 x = 2 は区間内にある。
a > 0 より、下に凸の放物線なので、区間の端点において最大値をとる可能性がある。
x = 1 のとき y=a(1)2−4a(1)+2=a−4a+2=−3a+2 x = 5 のとき y=a(5)2−4a(5)+2=25a−20a+2=5a+2 5a+2=7 より 5a=5 となるので、a=1。 (2) 最小値が-6のとき、定数aの値を求める。
頂点のy座標が最小値となる。
−4a+2=−6 [3] 放物線 y=x2 を、2点 (2, 3), (5, 0) を通るように平行移動した。 平行移動後の放物線を y=x2+bx+c とおく。 (2, 3) を通るので 3=22+2b+c より 2b+c=−1 ...(1) (5, 0) を通るので 0=52+5b+c より 5b+c=−25 ...(2) (2) - (1) より 3b=−24 よって b=−8 (1) に代入して 2(−8)+c=−1 より −16+c=−1 よって c=15 y=x2−8x+15