三角形ABCにおいて、AD=DB、AE=EC、EF:FB=2:1である。CG=26cmのとき、BG=xcmのxの値を求める。

幾何学三角形メネラウスの定理中点連結定理相似
2025/5/6

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AD=DB、AE=EC、EF:FB=2:1である。CG=26cmのとき、BG=xcmのxの値を求める。

2. 解き方の手順

まず、メネラウスの定理を三角形ABGと直線CEについて適用する。
メネラウスの定理より、
AEEC×CGGB×BDDA=1\frac{AE}{EC} \times \frac{CG}{GB} \times \frac{BD}{DA} = 1
与えられた条件より、
AD=DBAD = DBなので、BDDA=1\frac{BD}{DA} = 1
AE=ECAE = ECなので、AEEC=1\frac{AE}{EC} = 1
CG=26CG = 26, GB=xGB = xなので、CGGB=26x\frac{CG}{GB} = \frac{26}{x}
上記の値をメネラウスの定理の式に代入すると、
1×26x×1=11 \times \frac{26}{x} \times 1 = 1
26x=1\frac{26}{x} = 1
x=26x = 26
次に、三角形CBFと直線AGについてメネラウスの定理を用いる。
BGGC×CEEF×FAAB=1\frac{BG}{GC} \times \frac{CE}{EF} \times \frac{FA}{AB} = 1
また、中点連結定理より、EDはBCに平行なので、EF:FB = CG:GB = 2:1
BGGC=12\frac{BG}{GC} = \frac{1}{2}
FBEF=12\frac{FB}{EF} = \frac{1}{2}
FCCE=32\frac{FC}{CE} = \frac{3}{2}
AF=2(AB)AF = 2(AB)
BG26×CEEA×ADDB=1\frac{BG}{26} \times \frac{CE}{EA} \times \frac{AD}{DB} = 1
よって
AFFB=x\frac{AF}{FB} = x
ここで、メネラウスの定理を適用する代わりに、三角形の相似を利用する。
線分EDはBCに平行であり、AD=DBAD = DBAE=ECAE = ECなので、中点連結定理より、ED=12BCED = \frac{1}{2}BC
また、EDBCED \parallel BCより、AEFABC\triangle AEF \sim \triangle ABC
したがって、AEAC=AFAB=EFBC\frac{AE}{AC} = \frac{AF}{AB} = \frac{EF}{BC}
AEAC=12\frac{AE}{AC} = \frac{1}{2}
EF:FB=2:1EF:FB = 2:1
BC:EF=3BC:EF=3
CGGB=EFFB=21\frac{CG}{GB} = \frac{EF}{FB} = \frac{2}{1}
よって
GB=12CG=12(26)=13GB = \frac{1}{2}CG = \frac{1}{2}(26) = 13

3. 最終的な答え

13

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