まず、立体の形状を把握します。この立体は、底面が半径6cmの円柱を、中心角60°で切り取ったものと、底面が正三角形の三角柱を組み合わせたものです。高さは13cmです。
最初に、円柱部分の体積を求めます。円柱全体の体積は V円柱=πr2h で計算されます。ここで、半径 r=6 cm、高さ h=13 cm です。 したがって、V円柱=π×62×13=468π 立方センチメートルとなります。 次に、中心角60°の円柱部分の体積を求めます。円柱全体の体積に対する割合は 36060=61 です。したがって、円柱部分の体積は V円柱部分=61×468π=78π 立方センチメートルとなります。 次に、三角柱の体積を求めます。底面は一辺が6cmの正三角形で、高さは13cmです。正三角形の面積は S正三角形=43a2 で計算されます。ここで、a=6 cm です。 したがって、S正三角形=43×62=43×36=93 平方センチメートルとなります。 三角柱の体積は V三角柱=S正三角形×h で計算されます。したがって、V三角柱=93×13=1173 立方センチメートルとなります。 最後に、円柱部分と三角柱部分の体積を合計して、立体の体積を求めます。
V立体=V円柱部分+V三角柱=78π+1173 立方センチメートルとなります。