与えられた立体の底面積を求める問題です。立体は半円柱から扇形を取り除いた形をしており、半円の半径は8cm、取り除かれる扇形の中心角は90度です。

幾何学面積立体図形半円柱扇形
2025/5/6

1. 問題の内容

与えられた立体の底面積を求める問題です。立体は半円柱から扇形を取り除いた形をしており、半円の半径は8cm、取り除かれる扇形の中心角は90度です。

2. 解き方の手順

まず、半円の面積を求めます。
半円の面積は、円の面積の半分なので、
半円の面積=12πr2半円の面積 = \frac{1}{2} \pi r^2
ここで、rr は半径で、問題より r=8r = 8 cm です。
次に、取り除かれる扇形の面積を求めます。
扇形の面積は、円の面積に中心角の割合を掛けたものなので、
扇形の面積=πr2×中心角360扇形の面積 = \pi r^2 \times \frac{中心角}{360^\circ}
ここで、中心角は 9090^\circ であり、 r=8r = 8 cm です。
最後に、底面積は半円の面積から扇形の面積を引いたものになります。
計算を具体的に進めます。
半円の面積は、
半円の面積=12π(82)=12π×64=32π半円の面積 = \frac{1}{2} \pi (8^2) = \frac{1}{2} \pi \times 64 = 32\pi cm2^2
扇形の面積は、
扇形の面積=π(82)×90360=π×64×14=16π扇形の面積 = \pi (8^2) \times \frac{90}{360} = \pi \times 64 \times \frac{1}{4} = 16\pi cm2^2
したがって、底面積は、
底面積=半円の面積扇形の面積=32π16π=16π底面積 = 半円の面積 - 扇形の面積 = 32\pi - 16\pi = 16\pi cm2^2

3. 最終的な答え

16π16\pi cm2^2

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