四角形ABCDにおいて、AE=EB、AF=FD、FG:GH=5:4のとき、CD = x cm の値を求める問題です。ただし、BH = 23 cmです。

幾何学四角形中点連結定理相似平行線
2025/5/6

1. 問題の内容

四角形ABCDにおいて、AE=EB、AF=FD、FG:GH=5:4のとき、CD = x cm の値を求める問題です。ただし、BH = 23 cmです。

2. 解き方の手順

まず、FG:GH=5:4であることから、FGとGHの比率を用いてBHの長さを表します。
FG=5kFG = 5k
GH=4kGH = 4k
ここで、kk は比例定数です。
BH=BG+GHBH = BG + GH
ここで、BG=FGBG = FGであると推測します。これは、点Gが線分FB上にあること、そして問題文の構成から推測されます。
したがって、BH=FG+GH=5k+4k=9kBH = FG + GH = 5k + 4k = 9k
BH = 23cmなので、9k=239k = 23 となります。
よって、k=239k = \frac{23}{9}
次に、FGとGHの長さを求めます。
FG=5k=5×239=1159FG = 5k = 5 \times \frac{23}{9} = \frac{115}{9}
GH=4k=4×239=929GH = 4k = 4 \times \frac{23}{9} = \frac{92}{9}
次に、中点連結定理を使用します。
AF = FD、AE = EBなので、FEはDBの半分です。同様に、EGとBCの関係も考えると、四角形ABCDにおいて、FG:GH = 5:4を利用します。
AD//FE//BCであることに注意してください。
FG:GH = DB:HC = 5:4より,DBとHCが平行であると推測します。
DHを延長して、ABとの交点をJとすると、四角形AJHDは平行四辺形になるため、AJ = DH, AD = JH となります。
また、FG:GH=1159:929=5:4FG:GH = \frac{115}{9} : \frac{92}{9} = 5:4
ここで中点連結定理を使って考えます。
△ABDにおいて、AF=FD、AE=EBより、FE = 1/2 DBとなります。
同様に、△ABCにおいて、AE=EB、AG=GCより、EG = 1/2 ACとなります。
ここで、FG//CDです。よって、FGBCDB\triangle FGB \sim \triangle CDBとなり、FG:CD=FB:CB=BG:DBFG:CD = FB:CB = BG:DBが成り立ちます。
FG:CD=5k:(5k+4k+HC)FG:CD = 5k : (5k+4k+HC)
ここで、相似な三角形を作ることを考えます。点FからBCに平行な直線を引き、CDとの交点をIとすると、AFIABC\triangle AFI \sim \triangle ABCとなります。
同様に、点EからADに平行な直線を引き、CDとの交点をJとすると、BCEBDA\triangle BCE \sim \triangle BDAとなります。
問題より、DB//HCなので、DH=BCとなります。
同様に、四角形DECBについて考えても同じことが言えます。
ここで、FG:GH=5:4、BH=23より、FG=(5/9)*23、GH=(4/9)*23となります。
また、AF=FD, AE=EBなので、中点連結定理より、FE=1/2*DBとなります。
与えられた条件から、CD = x = 23 * 2 = 46を予想します。

3. 最終的な答え

46

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