与えられた二次関数 $y = -2x^2$ 上の2点A, Bについて、以下の問題を解く。 (1) 点A, Bの座標を求める。 (2) 2点A, Bを通る直線の式を求める。 (3) 三角形OABの面積を求める。ただし、Oは原点とする。

代数学二次関数座標直線の式面積連立方程式幾何
2025/5/6

1. 問題の内容

与えられた二次関数 y=2x2y = -2x^2 上の2点A, Bについて、以下の問題を解く。
(1) 点A, Bの座標を求める。
(2) 2点A, Bを通る直線の式を求める。
(3) 三角形OABの面積を求める。ただし、Oは原点とする。

2. 解き方の手順

(1) 点A, Bの座標を求める。
図から、点Aのx座標は-1、点Bのx座標は3である。これらのx座標を二次関数の式に代入してy座標を求める。
点A: x=1x = -1のとき、y=2(1)2=2(1)=2y = -2(-1)^2 = -2(1) = -2
したがって、点Aの座標は(1,2)(-1, -2)である。
点B: x=3x = 3のとき、y=2(3)2=2(9)=18y = -2(3)^2 = -2(9) = -18
したがって、点Bの座標は(3,18)(3, -18)である。
(2) 2点A, Bを通る直線の式を求める。
点A (1,2)(-1, -2)と点B (3,18)(3, -18)を通る直線の式をy=ax+by = ax + bとする。
この式に点Aと点Bの座標を代入して、連立方程式を解く。
2=a+b-2 = -a + b
18=3a+b-18 = 3a + b
この連立方程式を解く。まず、下の式から上の式を引く。
18(2)=3a(a)+bb-18 - (-2) = 3a - (-a) + b - b
16=4a-16 = 4a
a=4a = -4
a=4a = -42=a+b-2 = -a + bに代入する。
2=(4)+b-2 = -(-4) + b
2=4+b-2 = 4 + b
b=6b = -6
したがって、直線ABの式はy=4x6y = -4x - 6である。
(3) 三角形OABの面積を求める。
直線ABとy軸との交点をCとする。点Cの座標は(0,6)(0, -6)である。
三角形OABの面積は、三角形OACの面積と三角形OBCの面積の和で計算できる。
三角形OACの面積: 底辺はOCの長さで6=6|{-6}| = 6、高さは点Aのx座標の絶対値で1=1|{-1}| = 1
三角形OACの面積 = 12×6×1=3\frac{1}{2} \times 6 \times 1 = 3
三角形OBCの面積: 底辺はOCの長さで6=6|{-6}| = 6、高さは点Bのx座標で33
三角形OBCの面積 = 12×6×3=9\frac{1}{2} \times 6 \times 3 = 9
三角形OABの面積 = 三角形OACの面積 + 三角形OBCの面積 = 3+9=123 + 9 = 12

3. 最終的な答え

(1) A (1,2)(-1, -2), B (3,18)(3, -18)
(2) y=4x6y = -4x - 6
(3) 12

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