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9. 問題の内容
多項式 を で割ると余りが であるとき、 を および で割ったときの余りをそれぞれ求める。
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2. 解き方の手順
剰余の定理より、以下のことがわかる。
* を で割った余りは である。
* を で割った余りは である。
を で割った商を とすると、
P(x) = (x-1)(x+2)Q(x) + 3x-1
と表せる。
を代入すると、
P(1) = (1-1)(1+2)Q(1) + 3(1)-1 = 0 + 3 - 1 = 2
を代入すると、
P(-2) = (-2-1)(-2+2)Q(-2) + 3(-2)-1 = 0 - 6 - 1 = -7
したがって、 を で割った余りは であり、 を で割った余りは である。
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3. 最終的な答え
で割った余り:
で割った余り:
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0. 問題の内容
多項式 を で割ると余りが 、 で割ると余りが であるとき、 を で割ったときの余りを求める。
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2. 解き方の手順
剰余の定理より、以下のことがわかる。
*
*
を で割った余りを とおくと、 は
P(x) = (x-2)(x-3)Q(x) + ax + b
と表せる。ここで、 は商である。
を代入すると、
P(2) = (2-2)(2-3)Q(2) + 2a + b = 2a + b = 5
を代入すると、
P(3) = (3-2)(3-3)Q(3) + 3a + b = 3a + b = 9
2つの式から連立方程式
\begin{cases}
2a + b = 5 \\
3a + b = 9
\end{cases}
を得る。第2式から第1式を引くと、 となる。
に を代入すると、 より となる。
したがって、求める余りは である。
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