確率変数 $X$ の確率分布が与えられており、$P(2 \le X \le 4) = \frac{1}{2}$ であるとき、表の空欄 [1] と [2] を埋める問題です。

確率論・統計学確率分布確率変数確率計算
2025/5/6

1. 問題の内容

確率変数 XX の確率分布が与えられており、P(2X4)=12P(2 \le X \le 4) = \frac{1}{2} であるとき、表の空欄 [1] と [2] を埋める問題です。

2. 解き方の手順

まず、確率の合計は 1 であるという性質を利用します。
14+[1]+16+112+[2]+18=1\frac{1}{4} + [1] + \frac{1}{6} + \frac{1}{12} + [2] + \frac{1}{8} = 1
次に、P(2X4)=12P(2 \le X \le 4) = \frac{1}{2} という条件を利用します。
P(2X4)=P(X=2)+P(X=3)+P(X=4)=[1]+16+112=12P(2 \le X \le 4) = P(X=2) + P(X=3) + P(X=4) = [1] + \frac{1}{6} + \frac{1}{12} = \frac{1}{2}
上の式から [1] を求めます。
[1]=1216112=612212112=312=14[1] = \frac{1}{2} - \frac{1}{6} - \frac{1}{12} = \frac{6}{12} - \frac{2}{12} - \frac{1}{12} = \frac{3}{12} = \frac{1}{4}
次に、確率の合計が1になる式に [1] = 14\frac{1}{4} を代入して [2] を求めます。
14+14+16+112+[2]+18=1\frac{1}{4} + \frac{1}{4} + \frac{1}{6} + \frac{1}{12} + [2] + \frac{1}{8} = 1
12+16+112+[2]+18=1\frac{1}{2} + \frac{1}{6} + \frac{1}{12} + [2] + \frac{1}{8} = 1
[2]=1121611218=11224424224324=12124=324=18[2] = 1 - \frac{1}{2} - \frac{1}{6} - \frac{1}{12} - \frac{1}{8} = 1 - \frac{12}{24} - \frac{4}{24} - \frac{2}{24} - \frac{3}{24} = 1 - \frac{21}{24} = \frac{3}{24} = \frac{1}{8}

3. 最終的な答え

[1] = 14\frac{1}{4}, [2] = 18\frac{1}{8}
選択肢の中から、これに該当するものを選ぶと、選択肢 4 が正解です。

「確率論・統計学」の関連問題

6人でじゃんけんを1回するとき、2人だけが勝つ確率を求める問題です。

確率組み合わせじゃんけん
2025/5/7

コインを3回投げて、表の出る回数に100をかけた金額がもらえるゲームがある。このゲームでもらえる金額の期待値を求める問題。

期待値確率コイン組み合わせ
2025/5/7

袋A(赤玉6個、白玉4個)から玉を1個取り出し、袋B(赤玉3個、白玉5個)に入れる。その後、袋Bから玉を2個同時に取り出すとき、取り出した2個の玉がともに白玉である確率を求める。

確率条件付き確率組み合わせ
2025/5/7

1つのサイコロを5回投げるとき、4以上の目がちょうど3回出る確率を求めます。

確率二項分布確率質量関数サイコロ
2025/5/7

サイコロを3回投げるとき、以下の2つの確率を求める問題です。 (1) 出た目が順に1, 3, 5である確率 (2) 少なくとも1回は6の約数の目が出る確率

確率サイコロ確率の計算余事象
2025/5/7

0から4までの数字が書かれたカードが各数字3枚ずつ、合計15枚ある。 この中から2枚同時に取り出すとき、 (1) 2枚が異なる数字である確率を求めよ。 (2) 2枚が同じ数字であるか、2枚の数字の和が...

確率組み合わせ事象
2025/5/7

袋の中に白玉7個、黒玉5個、赤玉3個、青玉1個が入っている。この袋の中から同時に3個の玉を取り出すとき、3個の玉の色がすべて同じである確率を求める。

確率組み合わせ場合の数確率の計算
2025/5/7

6人が1回じゃんけんをしたとき、2人だけが勝つ確率を求める問題です。

確率組み合わせ場合の数じゃんけん
2025/5/7

KAWAGUCHIの9文字を1列に並べるとき、母音と子音が交互に並ぶ確率を求める問題です。

確率順列場合の数文字列
2025/5/7

2つのサイコロを同時に投げたとき、目の和が10になる確率を求める問題です。確率は分数で表し、分母を「イウ」、分子を「ア」で答えます。

確率サイコロ組み合わせ
2025/5/7