まず、3個の玉を取り出すすべての場合の数を求める。これは、6個の玉から3個を選ぶ組み合わせなので、6C3=3!3!6!=3×2×16×5×4=20 通りである。 次に、Xが取りうる値を考える。Xは黒玉の個数なので、0個、1個、2個、3個のいずれかである。それぞれの確率を計算する。
* X=0 (黒玉が0個、つまり白玉が3個):
白玉は2個しかないため、白玉3個を取り出すことは不可能。したがって、P(X=0)=0。 * X=1 (黒玉が1個、白玉が2個):
黒玉1個を選ぶ方法は 4C1=4 通り、白玉2個を選ぶ方法は 2C2=1 通り。 したがって、P(X=1)=6C34C1×2C2=204×1=204=51。 * X=2 (黒玉が2個、白玉が1個):
黒玉2個を選ぶ方法は 4C2=2×14×3=6 通り、白玉1個を選ぶ方法は 2C1=2 通り。 したがって、P(X=2)=6C34C2×2C1=206×2=2012=53。 * X=3 (黒玉が3個、白玉が0個):
黒玉3個を選ぶ方法は 4C3=4 通り、白玉0個を選ぶ方法は 2C0=1 通り。 したがって、P(X=3)=6C34C3×2C0=204×1=204=51。