サイコロの目をそれぞれx,y,zとする。ここで、x,y,zはそれぞれ1から6までの整数である。 求めるべきは、x+y+z=7を満たす整数の組(x,y,z)の個数である。 ただし、1≤x≤6, 1≤y≤6, 1≤z≤6を満たす必要がある。 まず、x′,y′,z′を、x′=x−1, y′=y−1, z′=z−1と定義すると、x′,y′,z′は0から5までの整数であり、x=x′+1, y=y′+1, z=z′+1と表せる。 したがって、
x+y+z=(x′+1)+(y′+1)+(z′+1)=7 x′+y′+z′=7−3=4 となる。ここで、0≤x′≤5, 0≤y′≤5, 0≤z′≤5である。 x′+y′+z′=4を満たす非負整数の組(x′,y′,z′)の個数を求める。 これは、4個の区別できない玉を3つの区別できる箱に入れる場合の数に等しい。
これは重複組み合わせの問題であり、3H4=3+4−1C4=6C4=6C2=2×16×5=15通りである。 ここで、x′,y′,z′はそれぞれ5以下なので、条件を満たさない場合はない。 なぜなら、もし、x′≥6ならば、x′+y′+z′≥6>4となり、矛盾するからである。y′とz′についても同様である。 したがって、求めるべきは15通りである。