確率変数 $X$ の期待値が2、確率変数 $Y$ の期待値が0である。$X$と$Y$は互いに独立であるとする。このとき、確率変数$XY$の期待値を求める。

確率論・統計学確率変数期待値独立性確率
2025/5/6

1. 問題の内容

確率変数 XX の期待値が2、確率変数 YY の期待値が0である。XXYYは互いに独立であるとする。このとき、確率変数XYXYの期待値を求める。

2. 解き方の手順

確率変数XXYYが互いに独立であるとき、 E[XY]=E[X]E[Y]E[XY] = E[X]E[Y] が成り立つ。
ここで、E[X]E[X]XXの期待値を表し、E[Y]E[Y]YYの期待値を表す。
問題文より、E[X]=2E[X] = 2E[Y]=0E[Y] = 0 である。
よって、E[XY]=E[X]E[Y]=2×0=0E[XY] = E[X]E[Y] = 2 \times 0 = 0 となる。

3. 最終的な答え

0

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