与えられた度数分布表から、男子従業員の身長の平均値を求める。

確率論・統計学度数分布平均値統計
2025/5/6

1. 問題の内容

与えられた度数分布表から、男子従業員の身長の平均値を求める。

2. 解き方の手順

度数分布表から平均値を計算するには、各階級の中央値を求め、その中央値にその階級の度数を掛け、それらの総和を度数の合計で割ります。
- まず、各階級の中央値を計算します。
- 150以上155未満: (150 + 155) / 2 = 152.5
- 155以上160未満: (155 + 160) / 2 = 157.5
- 160以上165未満: (160 + 165) / 2 = 162.5
- 165以上170未満: (165 + 170) / 2 = 167.5
- 170以上175未満: (170 + 175) / 2 = 172.5
- 175以上180未満: (175 + 180) / 2 = 177.5
- 180以上185未満: (180 + 185) / 2 = 182.5
- 次に、各階級の中央値にその階級の度数を掛けます。
- 152.5 * 3 = 457.5
- 157.5 * 7 = 1102.5
- 162.5 * 8 = 1300
- 167.5 * 6 = 1005
- 172.5 * 3 = 517.5
- 177.5 * 2 = 355
- 182.5 * 1 = 182.5
- これらの値を合計します。
457.5+1102.5+1300+1005+517.5+355+182.5=4920457.5 + 1102.5 + 1300 + 1005 + 517.5 + 355 + 182.5 = 4920
- 最後に、合計値を度数の合計で割ります。度数の合計は30です。
4920/30=1644920 / 30 = 164

3. 最終的な答え

平均値は164cmです。

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