問題は大きく分けて2つあります。 (1) 箱ひげ図から読み取れる情報について、3つの記述が正しいかどうかを判断する問題。 (2) 確率を計算する問題が3つ。 (a) 中学生2人、高校生3人の中からリーダーと副リーダーを選ぶとき、2人とも高校生になる確率。 (b) 4枚のカード(1,2,3,4)から2枚引くとき、少なくとも1枚が奇数である確率。 (c) サイコロを2回投げたとき、出た目の積が6になる確率。
2025/5/6
1. 問題の内容
問題は大きく分けて2つあります。
(1) 箱ひげ図から読み取れる情報について、3つの記述が正しいかどうかを判断する問題。
(2) 確率を計算する問題が3つ。
(a) 中学生2人、高校生3人の中からリーダーと副リーダーを選ぶとき、2人とも高校生になる確率。
(b) 4枚のカード(1,2,3,4)から2枚引くとき、少なくとも1枚が奇数である確率。
(c) サイコロを2回投げたとき、出た目の積が6になる確率。
2. 解き方の手順
(1) 箱ひげ図の読み取り
* 四分位範囲:箱の長さを比較します。数学の箱の方が英語より長いので、四分位範囲は数学の方が大きい。よって①正しい
* クラスの半数以上の生徒は、英語の得点が60点以上である:英語の箱ひげ図の中央値が60点より低いので、半数以上の生徒が60点以上とは言えない。よって②正しくない
* 得点が70点以上の生徒の人数は、数学の方が英語よりも多い:箱ひげ図からは70点以上の人数を正確に比較できない。よって③このデータからはわからない
(2) 確率の計算
(a) リーダー、副リーダーがともに高校生になる確率
* 全体の選び方:5人から2人を選ぶので、 通り
* 高校生から2人を選ぶ選び方: 通り
* 求める確率:
(b) 少なくとも1枚は奇数のカードを引く確率
* 全体の選び方:4枚から2枚を選ぶので、 通り
* 2枚とも偶数(2と4)を選ぶ選び方: 通り
* 少なくとも1枚が奇数を選ぶ選び方: 通り
* 求める確率:
(c) サイコロを2回投げたとき、出た目の積が6になる確率
* 全体の目の出方: 通り
* 積が6になる目の出方:(1, 6), (2, 3), (3, 2), (6, 1) の4通り
* 求める確率:
3. 最終的な答え
(1) 箱ひげ図
* ア:①
* イ:②
* ウ:③
(2) 確率
* (a)
* (b)
* (c)