円周上に4点A, B, C, Dがあり、直線ABと直線CDの交点をPとする。PA = 3, AB = 7, CD = 1であるとき、PCの長さを求める。

幾何学方べきの定理幾何2次方程式
2025/3/19

1. 問題の内容

円周上に4点A, B, C, Dがあり、直線ABと直線CDの交点をPとする。PA = 3, AB = 7, CD = 1であるとき、PCの長さを求める。

2. 解き方の手順

方べきの定理を用いる。
点Pから円への2つの割線について、以下の関係が成り立つ。
PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PD
問題文より、PA=3PA = 3, AB=7AB = 7 であるから、
PB=PA+AB=3+7=10PB = PA + AB = 3 + 7 = 10
したがって、PAPB=310=30PA \cdot PB = 3 \cdot 10 = 30
次に、CD=1CD = 1 であるから、PD=PC+CD=PC+1PD = PC + CD = PC + 1
したがって、PCPD=PC(PC+1)PC \cdot PD = PC \cdot (PC + 1)
方べきの定理より、
PC(PC+1)=30PC \cdot (PC + 1) = 30
PC2+PC30=0PC^2 + PC - 30 = 0
この2次方程式を解く。

3. 最終的な答え

PC2+PC30=0PC^2 + PC - 30 = 0
(PC+6)(PC5)=0(PC + 6)(PC - 5) = 0
PC=6PC = -6 または PC=5PC = 5
PCは長さなので、PC>0PC > 0 より、PC=5PC = 5
答え:5

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## 1. 問題の内容

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