問題は2つの部分に分かれています。 [1]:大人5人と子供3人の合計8人に関する順列と組み合わせの問題です。 (1) 8人が一列に並ぶとき、子供3人が隣り合う並び方の総数を求めます。 (2) 8人を2つのグループに分ける方法の数を求めます。ただし、どちらのグループにも少なくとも1人が含まれるものとします。 [2]:1から5の数字が書かれた赤いカード5枚と白いカード5枚の合計10枚のカードから2枚のカードを同時に取り出す確率に関する問題です。 (1) 取り出し方の総数を求めます。 (2) 取り出した2枚のカードの数字が両方とも偶数である確率を求めます。 (3) 取り出した2枚のカードの色が同じで、かつ数字が偶数のみである確率を求めます。 (4) 取り出した2枚のカードの色が同じか、または数字が偶数のみである確率を求めます。
2025/5/6
1. 問題の内容
問題は2つの部分に分かれています。
[1]:大人5人と子供3人の合計8人に関する順列と組み合わせの問題です。
(1) 8人が一列に並ぶとき、子供3人が隣り合う並び方の総数を求めます。
(2) 8人を2つのグループに分ける方法の数を求めます。ただし、どちらのグループにも少なくとも1人が含まれるものとします。
[2]:1から5の数字が書かれた赤いカード5枚と白いカード5枚の合計10枚のカードから2枚のカードを同時に取り出す確率に関する問題です。
(1) 取り出し方の総数を求めます。
(2) 取り出した2枚のカードの数字が両方とも偶数である確率を求めます。
(3) 取り出した2枚のカードの色が同じで、かつ数字が偶数のみである確率を求めます。
(4) 取り出した2枚のカードの色が同じか、または数字が偶数のみである確率を求めます。
2. 解き方の手順
[1]
(1) 子供3人をひとまとめにして1人と考えると、合計で6人の並び順を考えます。子供3人の並び順も考慮する必要があります。
並び方は で計算できます。
(2) 8人を2つのグループに分ける方法は、 通り考えられますが、全て一方のグループに入る場合を除き、2で割る必要があります。
これは、グループAに属する人の選び方を考えることに対応します。
ただし、空のグループを作ることは許されないので、全員が同じグループに入る2通りを引きます。また、どの組に入れるかという区別はないので、2で割ります。
よって、
または、
通り。
[2]
(1) 10枚のカードから2枚を取り出す組み合わせの総数は、 で計算できます。
(2) 偶数のカードは、赤と白それぞれに2と4の2枚ずつ、合計4枚あります。この4枚から2枚を選ぶ組み合わせは、 で計算できます。
確率は、
(3) 同じ色で偶数のカードを選ぶのは、赤の2と4の組み合わせか、白の2と4の組み合わせなので2通りx1通り=1通りが2組なので2通りx1通り=2通り。
確率は、
(4) 全事象は45通り. 2枚とも同じ色になるのは, 赤から2枚取り出すか, 白から2枚取り出すか. それぞれ, 通りなので, 合わせて20通り.
2枚とも偶数なのは6通り.
2枚とも同じ色で偶数なのは2通り.
なので,
同じ色か, または, 偶数なのは
通り.
確率は
3. 最終的な答え
[1]
(1) アイウエ: 4320
(2) オカキ: 127
[2]
(1) クケ: 45
(2) コ: 2/15
(3) ス/セン: 2/45
(4) タ/チッ: 8/15