(1) 中心が直線 $y=x+3$ 上にあり、2点 $(2, 8)$、 $(-1, 5)$ を通る円の方程式を求め、$(x - \text{ア})^2 + (y - \text{イ})^2 = \text{ウ}$ の形で表したときのア、イ、ウを求める。 (2) 点 $(3, 1)$ と直線 $4x - 3y - 5 = 0$ の距離 $d$ を求め、$d = \frac{\text{エ}}{\text{オ}}$ の形で表したときのエ、オを求める。

幾何学円の方程式点と直線の距離座標平面
2025/5/6

1. 問題の内容

(1) 中心が直線 y=x+3y=x+3 上にあり、2点 (2,8)(2, 8)(1,5)(-1, 5) を通る円の方程式を求め、(x)2+(y)2=(x - \text{ア})^2 + (y - \text{イ})^2 = \text{ウ} の形で表したときのア、イ、ウを求める。
(2) 点 (3,1)(3, 1) と直線 4x3y5=04x - 3y - 5 = 0 の距離 dd を求め、d=d = \frac{\text{エ}}{\text{オ}} の形で表したときのエ、オを求める。

2. 解き方の手順

(1)
円の中心の座標を (a,a+3)(a, a+3) とおく。円の方程式は
(xa)2+(y(a+3))2=r2(x - a)^2 + (y - (a+3))^2 = r^2
と表せる。この円が点 (2,8)(2, 8)(1,5)(-1, 5) を通るので、それぞれの座標を代入すると
(2a)2+(8(a+3))2=r2(2 - a)^2 + (8 - (a+3))^2 = r^2
(1a)2+(5(a+3))2=r2(-1 - a)^2 + (5 - (a+3))^2 = r^2
となる。r2r^2 が共通なので、
(2a)2+(5a)2=(1a)2+(2a)2(2 - a)^2 + (5 - a)^2 = (-1 - a)^2 + (2 - a)^2
44a+a2+2510a+a2=1+2a+a2+44a+a24 - 4a + a^2 + 25 - 10a + a^2 = 1 + 2a + a^2 + 4 - 4a + a^2
2914a+2a2=52a+2a229 - 14a + 2a^2 = 5 - 2a + 2a^2
24=12a24 = 12a
a=2a = 2
よって、円の中心は (2,5)(2, 5) となる。
r2=(22)2+(85)2=02+32=9r^2 = (2 - 2)^2 + (8 - 5)^2 = 0^2 + 3^2 = 9
したがって、円の方程式は (x2)2+(y5)2=9(x - 2)^2 + (y - 5)^2 = 9 となる。
よって、ア =2= 2、イ =5= 5、ウ =9= 9 である。
(2)
(x0,y0)(x_0, y_0) と直線 ax+by+c=0ax + by + c = 0 の距離 dd は、
d=ax0+by0+ca2+b2d = \frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}
で与えられる。
(3,1)(3, 1) と直線 4x3y5=04x - 3y - 5 = 0 の距離は、
d=4(3)3(1)542+(3)2=123516+9=425=45d = \frac{|4(3) - 3(1) - 5|}{\sqrt{4^2 + (-3)^2}} = \frac{|12 - 3 - 5|}{\sqrt{16 + 9}} = \frac{|4|}{\sqrt{25}} = \frac{4}{5}
したがって、エ =4= 4、オ =5= 5 である。

3. 最終的な答え

=2= 2
=5= 5
=9= 9
=4= 4
=5= 5

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