全体集合 $U$ の部分集合 $A$, $B$ について、$n(A \cup B) = 42$, $n(A \cap B) = 3$, $n(\overline{A} \cap B) = 15$ が与えられています。このとき、$n(B)$ と $n(A)$ を求めます。

その他集合集合の要素数ベン図論理
2025/5/6
## 問題3

1. **問題の内容**

全体集合 UU の部分集合 AA, BB について、n(AB)=42n(A \cup B) = 42, n(AB)=3n(A \cap B) = 3, n(AB)=15n(\overline{A} \cap B) = 15 が与えられています。このとき、n(B)n(B)n(A)n(A) を求めます。

2. **解き方の手順**

(1) n(B)n(B) を求める。
BBABA \cap BAB\overline{A} \cap B の和集合で、(AB)(AB)= (A \cap B) \cap (\overline{A} \cap B) = \emptyset なので、
n(B)=n(AB)+n(AB)n(B) = n(A \cap B) + n(\overline{A} \cap B)
与えられた値を代入すると、
n(B)=3+15=18n(B) = 3 + 15 = 18
(2) n(A)n(A) を求める。
n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B)
という公式を利用します。この式を変形して n(A)n(A) について解くと、
n(A)=n(AB)n(B)+n(AB)n(A) = n(A \cup B) - n(B) + n(A \cap B)
与えられた値を代入すると、
n(A)=4218+3=27n(A) = 42 - 18 + 3 = 27

3. **最終的な答え**

(1) n(B)=18n(B) = 18
(2) n(A)=27n(A) = 27

「その他」の関連問題

1. $\cos 105^\circ$ の値を求める。

三角関数加法定理三角関数の値
2025/6/5

与えられた8つの命題の真偽を判定し、偽である場合は反例を示す。

命題真偽判定集合論理
2025/6/5

与えられた4つの文の中から命題を選び、その真偽を判定する問題です。

命題真偽判定数学的思考論理
2025/6/5

全体集合 $U = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9\}$ と、その部分集合 $B = \{1, 3, 4, 7, 8\}$ が与えられています。このとき、集合 $B$ の補集合...

集合補集合集合演算
2025/6/5

$\alpha + \beta = \frac{\pi}{4}$ のとき、 $(\tan \alpha + 1)(\tan \beta + 1)$ の値を求める。

三角関数加法定理tan角度
2025/6/5

問題は2つあります。 (1) 異なる6個の玉を円形に並べる方法は何通りあるか。 (2) 6個の数字1, 2, 3, 4, 5, 6から重複を許して3個使ってできる3桁の整数は何個あるか。

順列円順列重複順列場合の数組み合わせ
2025/6/4

与えられた条件の否定を求める問題です。 (1) 自然数 $n$ は奇数である。 (2) $x \le -3$

命題否定論理
2025/6/4

$n$ は正の整数とする。$n > 3$ のとき、不等式 $n! > 2^n$ が成り立つことを数学的帰納法を用いて示す。

数学的帰納法不等式階乗証明
2025/6/4

与えられた数式は $-\frac{13}{4}\pi$ です。この数式を単純化する必要はありません。与えられた式をそのまま答えれば良いです。

三角関数円周率数値計算
2025/6/4

問題は以下の2つです。 (1) $12^{22}$ は何桁の整数か。ただし、$log_{10}2 = 0.3010$, $log_{10}3 = 0.4771$ とする。 (2) $(\frac{3}...

対数桁数小数指数
2025/6/3