150° の動径と同じ位置にある角を、与えられた角度のリストから見つける問題です。リストの角度は、300°, 390°, 510°, 1020°, -150°, -210°, -750° です。

幾何学角度動径三角関数座標
2025/5/6

1. 問題の内容

150° の動径と同じ位置にある角を、与えられた角度のリストから見つける問題です。リストの角度は、300°, 390°, 510°, 1020°, -150°, -210°, -750° です。

2. 解き方の手順

動径が同じ位置にある角は、360° の整数倍の差を持つ角です。つまり、与えられた角 θ\theta が 150° の動径と同じ位置にあるためには、整数 nn を用いて、
θ=150+360×n \theta = 150^{\circ} + 360^{\circ} \times n
となる必要があります。この式が成り立つかどうかを、与えられた各角度について確認します。
* 300°: 300150=150300 - 150 = 150 は360°の整数倍ではないので、異なる。
* 390°: 390150=240390 - 150 = 240 は360°の整数倍ではないので、異なる。
* 510°: 510150=360510 - 150 = 360 なので、360×1360^{\circ} \times 1 となり、同じ位置にある。
* 1020°: 1020150=8701020 - 150 = 870870=360×2+150870 = 360 \times 2 + 150 または、870/360=2.41...870/360 = 2.41... なので、整数倍ではない。
しかし、1020=150+360×n1020 = 150 + 360 \times n より、 n=(1020150)/360=870/360=2.4166...n = (1020 - 150) / 360 = 870 / 360 = 2.4166... となり整数ではない。1020150=8701020 - 150 = 870 であり、870/360870 / 360 は整数ではないので、1020°は異なる。
* -150°: 150150=300-150 - 150 = -300 は360°の整数倍ではないので、異なる。
* -210°: 210150=360-210 - 150 = -360 なので、360×(1)360^{\circ} \times (-1) となり、同じ位置にある。
* -750°: 750150=900-750 - 150 = -900900=360×(2.5)-900 = 360 \times (-2.5) これは360°の整数倍ではないので、異なる。しかし 750=150+360×n-750 = 150 + 360 \times n より n=(750150)/360=900/360=2.5n = (-750-150)/360 = -900/360 = -2.5 となり整数ではない。
与えられた角度について、150+360n150 + 360n となる整数 nn が存在するかを調べます。
* 510=150+360×1510 = 150 + 360 \times 1
* 210=150+360×(1)-210 = 150 + 360 \times (-1)

3. 最終的な答え

510°, -210°

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