問題は、次の2つの立体の表面積を求めることです。 (1) 三角柱 (2) 正四角錐

幾何学表面積三角柱正四角錐立体図形三平方の定理
2025/5/6

1. 問題の内容

問題は、次の2つの立体の表面積を求めることです。
(1) 三角柱
(2) 正四角錐

2. 解き方の手順

(1) 三角柱の表面積を求める手順:
まず、三角柱の各面の面積を計算します。
底面は三角形であり、2つあります。それぞれの面積は (1/2)×底辺×高さ (1/2) \times \text{底辺} \times \text{高さ} で求められます。この問題の場合、(1/2)×5×3=7.5 (1/2) \times 5 \times 3 = 7.5 cm2^2(1/2)×5×4=10 (1/2) \times 5 \times 4 = 10 cm2^2ではなく、ピタゴラスの定理より底面の高さを求める必要があります。高さは 42(5/2)2=166.25=9.75 \sqrt{4^2-(5/2)^2}=\sqrt{16-6.25}=\sqrt{9.75} となります。よって、三角形の面積は(1/2)×5×9.75=(5/2)9.75(1/2) \times 5 \times \sqrt{9.75} = (5/2)\sqrt{9.75} となります。三角形は2つあるので、 2×(5/2)9.75=59.75 2\times (5/2)\sqrt{9.75} = 5\sqrt{9.75} となります。
側面は3つの長方形で、それぞれ 5×5=25 5 \times 5=25 cm2^2, 5×3=15 5 \times 3=15 cm2^2, 5×4=20 5 \times 4=20 cm2^2です。
したがって、三角柱の表面積は、59.75+25+15+20=59.75+60 5\sqrt{9.75} + 25 + 15 + 20 = 5\sqrt{9.75} + 60 となります。 9.753.12 \sqrt{9.75} \approx 3.12 なので、59.75+6015.6+60=75.65\sqrt{9.75} + 60 \approx 15.6 + 60 = 75.6
次に、正四角錐の表面積を求める手順:
底面は正方形であり、面積は 一辺×一辺 \text{一辺} \times \text{一辺} で求められます。この問題の場合、8×8=64 8 \times 8 = 64 cm2^2 です。
側面は4つの合同な三角形であり、それぞれの面積は (1/2)×底辺×高さ (1/2) \times \text{底辺} \times \text{高さ} で求められます。この問題の場合、(1/2)×8×10=40 (1/2) \times 8 \times 10 = 40 cm2^2 です。三角形は4つあるので、4×40=160 4 \times 40 = 160 cm2^2 です。
したがって、正四角錐の表面積は、64+160=224 64 + 160 = 224 cm2^2 です。

3. 最終的な答え

(1) 三角柱の表面積:59.75+60 5\sqrt{9.75} + 60 cm2^2
(2) 正四角錐の表面積:224 224 cm2^2

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