問題は、△ADEの外接円と直線BDの交点をHとしたとき、4点C, G, H, Dが同一円周上にあることを示すための穴埋め問題です。構想として、BH・BDの値が一定であることを示す方針で進められています。
2025/5/7
1. 問題の内容
問題は、△ADEの外接円と直線BDの交点をHとしたとき、4点C, G, H, Dが同一円周上にあることを示すための穴埋め問題です。構想として、BH・BDの値が一定であることを示す方針で進められています。
2. 解き方の手順
(1) まず、4点A, E, H, Dが同一円周上にあることから、方べきの定理を用いてBH・BDを求めます。方べきの定理より、
したがって、コには が入ります。
(2) 次に、∠BCA + ∠サ = 180°であることから、4点シが同一円周上にあることがわかります。図から、∠BCAと∠GEA(または∠HEA)の和が180°となるので、サには∠GEA(または∠HEA)が入ります。したがって、4点C, G, E, A(もしくは C, H, E, A)は同一円周上にあります。シに入るのはA, C, E, G(もしくは A, C, E, H)のいずれかです。問題文から、4点C, G, H, Dが同一円周上にあることを示したいので、これと関係のあるC, Gを組合わせた、A,C,E,Gを選ぶのが適当でしょう。しかし、後の記述から、方べきの定理によりケ=コとしたいので、最終的に、4点A, C, E, Gではなく、∠BCA + ∠BGA = 180°(外角と内対角の関係)より、4点A, C, G, Eが同一円周上にあることが分かります。また、△ADEの外接円上にHがあるので、4点A, E, H, Dも同一円周上にあります。
(3) よって、方べきの定理により、ケ =
(4) (1), (3)より、BH・BD = であることを示すことで、4点C, G, H, Dが同一円周上にあることを証明できます。したがって、ケには が入ります。
3. 最終的な答え
ケ:
コ:
サ: ∠BGA
シ: A,C,G,E