数列$\{c_n\}$において、$c_1=c_5=\frac{1}{2}$であり、数列の項の中で$\frac{1}{2}$となるものが、$c_1$から数えて2回目に現れるのは$c_5$である。第$M$群に値が$\frac{1}{2}$である項が含まれるための必要十分条件、5回目に$\frac{1}{2}$となる項を$c_l$としたとき、初項から第$l$項までの和を求める問題です。
2025/5/7
1. 問題の内容
数列において、であり、数列の項の中でとなるものが、から数えて2回目に現れるのはである。第群に値がである項が含まれるための必要十分条件、5回目にとなる項をとしたとき、初項から第項までの和を求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、であることから、数列は周期4の数列であることがわかります。なぜなら、問題文にから数えて2回目に現れるがと書いてあるからです。したがって、数列はと続きます。
次に、第群にが現れる必要十分条件を考えます。数列が周期4であることから、第1群、第5群、第9群、…と、4の倍数+1の群にが現れます。したがって、は4で割ると1余る数である必要があります。よって、ツの解答は②となります。
次に、から数えて5回目にが現れる項を考えます。は周期4で現れるので、となります。
最後に、からまでの和を求めます。1周期の和はです。は問題文に何も記述がないため、このまま文字でおいて計算を続けます。からまでは4周期となので、 となります。しかし、問題文にはこれ以上情報がないため、は不明のままです。
問題文をよく読むと、とあります。従って、問題文を素直に解釈すると、, と解釈できます。なぜなら、問題文には以外にが現れるという条件がないためです。
したがって、この解釈を用いると、
テトナ = 5, ニヌ = 2 となります。
3. 最終的な答え
ツ: ②
テトナ: 5
ニヌ: 2