数列 $\frac{1}{2}, \frac{1}{3}, \frac{2}{3}, \frac{1}{4}, \frac{2}{4}, \frac{3}{4}, \frac{1}{5}, \frac{2}{5}, \frac{3}{5}, \frac{4}{5}, \frac{1}{6}, \frac{2}{6}, \dots$ について、$\frac{5}{21}$ は第何項か答える問題です。

数列数列規則性級数和の公式
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1. 問題の内容

数列 12,13,23,14,24,34,15,25,35,45,16,26,\frac{1}{2}, \frac{1}{3}, \frac{2}{3}, \frac{1}{4}, \frac{2}{4}, \frac{3}{4}, \frac{1}{5}, \frac{2}{5}, \frac{3}{5}, \frac{4}{5}, \frac{1}{6}, \frac{2}{6}, \dots について、521\frac{5}{21} は第何項か答える問題です。

2. 解き方の手順

まず、この数列の規則性を見つけます。分母が kk である項は k1k-1 個あります。
分母が 22 から nn までの項の総数は k=2n(k1)=k=1n1k=(n1)n2\sum_{k=2}^{n} (k-1) = \sum_{k=1}^{n-1} k = \frac{(n-1)n}{2} で求められます。
521\frac{5}{21} の分母は21なので、まず分母が20までの項の総数を計算します。
n=20n = 20 のとき、 (201)202=19202=190\frac{(20-1) \cdot 20}{2} = \frac{19 \cdot 20}{2} = 190 となります。
つまり、分母が20までの項は190個あります。
521\frac{5}{21} は分母が21の数列の中で5番目の項なので、分母が20までの項数190に5を足すと、521\frac{5}{21} が数列全体の中で何番目の項かがわかります。

3. 最終的な答え

190+5=195190 + 5 = 195
したがって、521\frac{5}{21} は第195項です。

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