数列 $\{a_n\}$ において、$a_1 = 2$, $a_2 = 5$, $a_3 = 11$ が与えられています。 (1) 階差数列が等差数列であるとき、数列 $\{a_n\}$ の一般項を求めます。 (2) 階差数列が等比数列であるとき、数列 $\{a_n\}$ の一般項を求めます。
2025/6/10
1. 問題の内容
数列 において、, , が与えられています。
(1) 階差数列が等差数列であるとき、数列 の一般項を求めます。
(2) 階差数列が等比数列であるとき、数列 の一般項を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 階差数列が等差数列である場合
階差数列を とすると、 です。
与えられた数列の最初のいくつかの項から、, となります。
階差数列 が等差数列であることから、その公差を とすると、 となります。
したがって、 です。
よって、階差数列の一般項は となります。
数列 の一般項は、
となります。これは のときのみ適用できるので、 のときも確認すると、 となり、 のときも成り立ちます。
(2) 階差数列が等比数列である場合
階差数列を とすると、, となります。
階差数列 が等比数列であることから、その公比を とすると、 となります。
したがって、 です。
よって、階差数列の一般項は となります。
数列 の一般項は、
となります。これは のときのみ適用できるので、 のときも確認すると、 となり、 のときも成り立ちます。
3. 最終的な答え
(1) 階差数列が等差数列であるとき、
(2) 階差数列が等比数列であるとき、