4. (1) 座標平面上の2点 A(-8, 8) と B(4, 2) を頂点とする三角形OABの面積を求めます。 (2) 原点Oを通り、三角形OABの面積を二等分する直線の式を求めます。 5. (1) y が x の 2 乗に比例し、x = 9 のとき y = -27 であるとき、x = -6 のときの y の値を求めます。 (2) 関数 $y = ax^2$ について、x の変域が $-3 \le x \le 2$ のとき、y の変域が $0 \le y \le 9$ であるとき、a の値を求めます。

幾何学座標平面三角形の面積直線の式二次関数比例
2025/5/7

1. 問題の内容

4.

(1) 座標平面上の2点 A(-8, 8) と B(4, 2) を頂点とする三角形OABの面積を求めます。
(2) 原点Oを通り、三角形OABの面積を二等分する直線の式を求めます。

5.

(1) y が x の 2 乗に比例し、x = 9 のとき y = -27 であるとき、x = -6 のときの y の値を求めます。
(2) 関数 y=ax2y = ax^2 について、x の変域が 3x2-3 \le x \le 2 のとき、y の変域が 0y90 \le y \le 9 であるとき、a の値を求めます。

2. 解き方の手順

4. (1)

三角形OABの面積は、原点O、点A、点Bをそれぞれ通るx軸に平行な直線で囲まれた長方形から、不要な三角形の面積を引くことで求められます。
長方形の頂点は(-8,0), (4,0), (4,8), (-8,8)の4点であり、長方形の面積は、12×8=9612 \times 8 = 96です。
長方形から引く三角形は、三角形AOC、三角形OBD、三角形ABEです。C(-8,0), D(4,0), E(4,8)
三角形AOC = (8×8)/2=32(8 \times 8) / 2 = 32
三角形OBD = (4×2)/2=4(4 \times 2) / 2 = 4
三角形ABE = (12×6)/2=36(12 \times 6) / 2 = 36
三角形OAB = 96(32+4+36)=9672=2496 - (32 + 4 + 36) = 96 - 72 = 24

4. (2)

三角形OABの面積を二等分する直線は、線分ABの中点を通ります。線分ABの中点Mの座標を求めます。
M=((8+4)/2,(8+2)/2)=(2,5)M = ((-8+4)/2, (8+2)/2) = (-2, 5)
原点O(0,0)と点M(-2,5)を通る直線の式は、y=mxy = mxです。
5=m×(2)5 = m \times (-2)
m=5/2m = -5/2
よって、求める直線の式は、y=52xy = -\frac{5}{2}xです。

5. (1)

y は x の 2 乗に比例するので、y=ax2y = ax^2 と表せます。
x = 9 のとき y = -27 なので、27=a×92-27 = a \times 9^2
27=81a-27 = 81a
a=27/81=1/3a = -27/81 = -1/3
比例定数がわかったので、y=13x2y = -\frac{1}{3}x^2
x = -6 のとき、y=13×(6)2=13×36=12y = -\frac{1}{3} \times (-6)^2 = -\frac{1}{3} \times 36 = -12

6. (2)

関数 y=ax2y = ax^2 について、x の変域が 3x2-3 \le x \le 2 のとき、y の変域が 0y90 \le y \le 9 である。
x の変域に 0 が含まれるので、y の最小値は 0 になります。
y の最大値が 9 となるのは、x=3x = -3 のときか、x=2x = 2 のときです。
x=3x = -3 のとき、y=a×(3)2=9ay = a \times (-3)^2 = 9a
x=2x = 2 のとき、y=a×22=4ay = a \times 2^2 = 4a
y の最大値が 9 なので、9a=99a = 9 または 4a=94a = 9
9a=99a = 9 のとき、a=1a = 1
4a=94a = 9 のとき、a=94a = \frac{9}{4}
x の範囲に0を含むので、x=0のときy=0となることから、aが正の値を持つことがわかります。
x = -3のときy=9となるとき、 a=1a = 1。 x = 2のときy = 4。これは条件を満たしません。
したがって、a=1a = 1

3. 最終的な答え

4. (1) 24

(2) y=52xy = -\frac{5}{2}x

5. (1) -12

(2) 1

「幾何学」の関連問題

$0^\circ \le \theta \le 180^\circ$ で、$\cos \theta = -\frac{1}{5}$ のとき、$\sin \theta$ と $\tan \theta$ ...

三角比三角関数sincostan相互関係
2025/5/7

2つの直線 $2x + y - 3 = 0$ と $3x - y + 2 = 0$ のなす角 $\theta$ を求める問題です。ただし、$0 \leq \theta \leq \frac{\pi}{...

直線角度傾き三角関数
2025/5/7

$xy$平面上に原点Oを中心とする半径1の円Cとその上の点A(1,0)がある。円C上を動く点Pに対して、3点O, A, Pが三角形を作るとき、その三角形の重心Gの軌跡を求めよ。

軌跡重心座標平面
2025/5/7

正十二角形の頂点から3点を選んでできる三角形の個数を求める問題です。

組み合わせ正多角形三角形組合せ
2025/5/7

$xy$平面上に原点Oを中心とする半径1の円Cとその上の点A(1,0)がある。円C上を動く点Pに対して、3点O, A, Pが三角形を作るとき、その三角形の重心Gの軌跡を求めよ。

軌跡重心座標平面
2025/5/7

$xy$平面上に原点Oを中心とする半径1の円Cとその上の点A(1,0)がある。円C上を動く点Pに対して、3点O, A, Pが三角形を作るとき、その三角形の重心をGとする。Gの軌跡を求めよ。

軌跡重心座標
2025/5/7

$xy$ 平面上に原点 $O$ を中心とする半径 $1$ の円 $C$ がある。円 $C$ 上の点 $A$ は $(1, 0)$ である。円 $C$ 上を動く点 $P$ に対して、3点 $O, A, ...

軌跡重心座標平面
2025/5/7

$xy$ 平面上に原点 O を中心とする半径 1 の円 C と、その円上の点 A(1, 0) がある。円 C 上を動く点 P に対して、3 点 O, A, P が三角形を作るとき、その三角形の重心 G...

軌跡重心座標平面
2025/5/7

高さ $AH = 15$ cm、底面の半径 $BH = 6$ cmの円錐があります。この円錐を底面に平行な平面で切断し、切り口の中心を $P$ とし、母線 $AB$ とこの切り口との交点を $C$ と...

円錐体積相似
2025/5/7

三角形OABにおいて、辺OAを2:3に内分する点をC、辺OBをa:(1-a)に内分する点をDとする。点Pは$\vec{OP} = \vec{OC} + \vec{OD}$を満たす。 (1) $a = ...

ベクトル内分点内積線形性空間ベクトル
2025/5/7