点Pの座標を(x,y)とする。点Pは円C上を動くので、x2+y2=1が成り立つ。 重心Gの座標を(X,Y)とする。 重心Gは、O(0,0), A(1,0), P(x,y)の重心なので、
X=30+1+x=31+x Y=30+0+y=3y となる。
したがって、
となる。
これらをx2+y2=1に代入すると、 (3X−1)2+(3Y)2=1 9X2−6X+1+9Y2=1 9X2−6X+9Y2=0 X2−32X+Y2=0 (X−31)2−91+Y2=0 (X−31)2+Y2=91 これは中心(31,0)、半径31の円を表す。 ただし、3点O, A, Pが三角形を作らないとき、つまりO, A, Pが同一直線上にあるときは、重心Gは存在しない。
O(0,0), A(1,0)より、直線OAはx軸上にある。
したがって、Pが(1,0)または(-1,0)のとき、3点O, A, Pは同一直線上にあるため、三角形を作らない。
P(1,0)のとき、Gの座標は(30+1+1,30+0+0)=(32,0) P(-1,0)のとき、Gの座標は(30+1+(−1),30+0+0)=(0,0) これらは円 (X−31)2+Y2=91 上の点である。