直線 $y = -x + 8$ (①) と 直線 $y = \frac{1}{2}x + 2$ (②) がある。 ①とx軸との交点をA、①と②の交点をB、②とy軸との交点をCとする。線分AB上に点D, 線分BC上に点E、x軸上に点F, Gを、四角形DEFGが正方形となるようにとるとき、点Dの座標を求めよ。

幾何学座標平面直線交点正方形連立方程式
2025/5/7
## 問題1

1. 問題の内容

直線 y=x+8y = -x + 8 (①) と 直線 y=12x+2y = \frac{1}{2}x + 2 (②) がある。 ①とx軸との交点をA、①と②の交点をB、②とy軸との交点をCとする。線分AB上に点D, 線分BC上に点E、x軸上に点F, Gを、四角形DEFGが正方形となるようにとるとき、点Dの座標を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、点Bの座標を求める。これは、2つの直線の交点なので、連立方程式を解く。
y=x+8y = -x + 8
y=12x+2y = \frac{1}{2}x + 2
x+8=12x+2-x + 8 = \frac{1}{2}x + 2
32x=6\frac{3}{2}x = 6
x=4x = 4
y=4+8=4y = -4 + 8 = 4
よって、点Bの座標は(4, 4)である。
次に、点Aの座標を求める。これは、直線①とx軸の交点なので、y=0y = 0を代入する。
0=x+80 = -x + 8
x=8x = 8
よって、点Aの座標は(8, 0)である。
次に、点Cの座標を求める。これは、直線②とy軸の交点なので、x=0x = 0を代入する。
y=12(0)+2=2y = \frac{1}{2}(0) + 2 = 2
よって、点Cの座標は(0, 2)である。
ここで、正方形DEFGの一辺の長さをttとおくと、点Dの座標は (xD,yD)=(xG,yD)=(xF+t,yF+t)(x_D, y_D) = (x_G, y_D) = (x_F + t, y_F + t).
また、点Dは直線AB上にあるので、yD=xD+8y_D = -x_D + 8 を満たす。
同様に、点Eは直線BC上にある。点Eの座標は (xE,yE)=(xF,yF+t)=(xF,yG+t)(x_E, y_E) = (x_F, y_F + t) = (x_F, y_G + t).
また、点Eは直線BC上にあるので、直線BCの式を求め、点Eの座標を代入することで、ttを求めることができる。
直線BCの式は、傾き m=4240=24=12m = \frac{4-2}{4-0} = \frac{2}{4} = \frac{1}{2} で、y切片は2なので、y=12x+2y = \frac{1}{2}x + 2 である。
したがって、点Eの座標は (xF,t)(x_F, t) であり、t=12xF+2t = \frac{1}{2}x_F + 2 である。
また、点Dの座標は (xF+t,t)(x_F + t, t) であり、t=(xF+t)+8t = -(x_F + t) + 8 である。
上記の二つの式を連立方程式として解く。
t=12xF+2t = \frac{1}{2}x_F + 2 より xF=2t4x_F = 2t - 4
t=(xF+t)+8t = -(x_F + t) + 8 より t=xFt+8t = -x_F - t + 8
2t=xF+82t = -x_F + 8
2t=(2t4)+82t = -(2t - 4) + 8
2t=2t+4+82t = -2t + 4 + 8
4t=124t = 12
t=3t = 3
したがって、xF=2(3)4=2x_F = 2(3) - 4 = 2
点Dの座標は (2+3,3)=(5,3)(2 + 3, 3) = (5, 3) である。

3. 最終的な答え

点Dの座標は (5,3)(5, 3)

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