関数 $y=-2x^2$ と関数 $y=2x$ について、$x$ の値が $t$ から $t+3$ まで変化するときの変化の割合が等しいとき、定数 $t$ の値を求めよ。

代数学二次関数変化の割合方程式
2025/5/7

1. 問題の内容

関数 y=2x2y=-2x^2 と関数 y=2xy=2x について、xx の値が tt から t+3t+3 まで変化するときの変化の割合が等しいとき、定数 tt の値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、関数 y=2x2y=-2x^2 における xxtt から t+3t+3 まで変化するときの変化の割合を求める。
変化の割合は、yの増加量xの増加量\frac{yの増加量}{xの増加量} で求められる。
x=tx=t のとき、y=2t2y=-2t^2 である。
x=t+3x=t+3 のとき、y=2(t+3)2=2(t2+6t+9)=2t212t18y=-2(t+3)^2=-2(t^2+6t+9)=-2t^2-12t-18 である。
したがって、yy の増加量は、2t212t18(2t2)=12t18-2t^2-12t-18-(-2t^2)=-12t-18 である。
xx の増加量は、t+3t=3t+3-t=3 である。
よって、関数 y=2x2y=-2x^2 の変化の割合は、12t183=4t6\frac{-12t-18}{3}=-4t-6 である。
次に、関数 y=2xy=2x における xxtt から t+3t+3 まで変化するときの変化の割合を求める。
x=tx=t のとき、y=2ty=2t である。
x=t+3x=t+3 のとき、y=2(t+3)=2t+6y=2(t+3)=2t+6 である。
したがって、yy の増加量は、2t+62t=62t+6-2t=6 である。
xx の増加量は、t+3t=3t+3-t=3 である。
よって、関数 y=2xy=2x の変化の割合は、63=2\frac{6}{3}=2 である。
変化の割合が等しいので、以下の式が成り立つ。
4t6=2-4t-6 = 2
この式を解く。
4t=8-4t = 8
t=2t = -2

3. 最終的な答え

t=2t = -2

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