$\sin(\frac{4}{3}\pi)$ の値を求めよ。

解析学三角関数sin角度ラジアン
2025/5/7

1. 問題の内容

sin(43π)\sin(\frac{4}{3}\pi) の値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、43π\frac{4}{3}\pi がどの象限にあるかを確認します。π<43π<32π\pi < \frac{4}{3}\pi < \frac{3}{2}\pi なので、第3象限にあります。
第3象限では、サインの値は負です。
次に、43π\frac{4}{3}\pi を基準角を用いて表します。
43π=π+π3\frac{4}{3}\pi = \pi + \frac{\pi}{3}
よって、sin(43π)=sin(π+π3)\sin(\frac{4}{3}\pi) = \sin(\pi + \frac{\pi}{3})
sin(π+θ)=sin(θ)\sin(\pi + \theta) = -\sin(\theta) という三角関数の性質を利用すると、
sin(π+π3)=sin(π3)\sin(\pi + \frac{\pi}{3}) = -\sin(\frac{\pi}{3})
sin(π3)=32\sin(\frac{\pi}{3}) = \frac{\sqrt{3}}{2} なので、
sin(π3)=32-\sin(\frac{\pi}{3}) = -\frac{\sqrt{3}}{2}

3. 最終的な答え

32-\frac{\sqrt{3}}{2}

「解析学」の関連問題

関数 $f(x) = x^3 + (k-9)x^2 + (k+9)x + 1$ (ここで、$k$ は定数) が極値をもたないような、$k$ の値の範囲を求める。

微分極値判別式不等式
2025/5/8

(a) 3次関数 $f(x)$ が $f(0) = 2$, $f(1) = f(2) = f(3) = 0$ を満たすとき、$\lim_{x \to \infty} \frac{f(x)}{x^3}$...

多項式微分積分極限関数
2025/5/8

$e$は自然対数の底、$c$は正の定数とする。以下の問いに答えよ。 (1) 方程式 $x=ce^{-x}$ は、$0<x<c$ でただ1つの解をもつことを示せ。 (2) $a \ge 0$, $b \...

指数関数不等式微分平均値の定理数列極限
2025/5/8

曲線 $C: y = x^3 - 3x^2 - 9x + 8$ について、以下の2つの問いに答えます。 (1) $x=0$ における接線の方程式を求めよ。 (2) (1)で求めた接線と平行な、曲線C上...

微分接線導関数曲線方程式
2025/5/8

## 問題の解答

定積分部分積分三角関数指数関数
2025/5/8

$\sqrt{3}\sin\theta + \cos\theta$ を $r\sin(\theta + \alpha)$ の形に変形する問題です。ただし、$r>0$, $-\pi < \alpha \...

三角関数三角関数の合成sincos
2025/5/8

(1) 3次方程式 $\frac{1}{3}x^3 + \frac{1}{2}x^2 - 6x + 2 = 0$ の異なる実数解の個数を求めよ。 (2) $x \le 0$ において、常に不等式 $-...

微分3次方程式不等式関数の増減極値
2025/5/8

$\cos(2\theta + \frac{\pi}{6}) = \frac{1}{2}$ を満たす $\theta$ を求める問題です。

三角関数方程式cos関数角度
2025/5/8

関数 $f(x) = -x^3 + 9x^2 - 24x + 12$ の $0 \le x \le a$ における最小値と最大値を求める問題です。ただし、最小値は $0 < a < 1$ または $a...

関数の最大最小微分増減場合分け
2025/5/8

次の極限を求めます。 $\lim_{x \to \frac{\pi}{2}} (x - \frac{\pi}{2}) \tan x$

極限三角関数置換ロピタルの法則
2025/5/8