長方形ABCDがあり、ADの延長線上に点Eを取る。BEとCDの交点をFとする。長方形の辺の長さは、AD = BC = 8、CD = AB = 6 である。三角形CEFの面積が8のとき、DEの長さを求める。

幾何学相似長方形三角形面積図形
2025/5/7

1. 問題の内容

長方形ABCDがあり、ADの延長線上に点Eを取る。BEとCDの交点をFとする。長方形の辺の長さは、AD = BC = 8、CD = AB = 6 である。三角形CEFの面積が8のとき、DEの長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、DEの長さを xx とおく。すると、AE = AD + DE = 8+x8 + x となる。
次に、三角形ABEと三角形FCEが相似であることを利用する。なぜなら、ABE=FCE\angle ABE = \angle FCE (錯角)であり、BAE=CFE=90\angle BAE = \angle CFE = 90^\circだからである。
したがって、相似比は AE:CE = AB:CF となる。
また、CE = CD - CF であるから、CF = CD - CE = 6 - CF である。
ここで、三角形CEFの面積は 12CFCE=8\frac{1}{2} \cdot CF \cdot CE = 8 であるから、CFCE=16CF \cdot CE = 16 となる。
CEは長方形ABCDの幅に相当するので8となる。すると、CF8=16CF \cdot 8 = 16より、CF=2CF=2となる。
よって、DF = CD - CF = 6 - 2 = 4となる。
次に、三角形ABEと三角形FCEの相似比から AECD=ABCF\frac{AE}{CD} = \frac{AB}{CF}という関係式が得られる。
したがって、AE=8+xAE = 8+xAB=6AB = 6CF=2CF = 2であるから 8+x6=62=3\frac{8+x}{6} = \frac{6}{2} = 3 となる。
この方程式を解くと、8+x=188 + x = 18 より、x=188=10x = 18 - 8 = 10 となる。
したがって、DE = 10 である。

3. 最終的な答え

10

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