(1) 2次方程式 $f(x) = 0$ の判別式を $D$ とするとき、$D > 0$ であることは、$f(x) = 0$ が実数解をもつための何条件か。 (2) $xyz = 0$ かつ $x + y \ne 0$ であることは、$x + y + z = 0$ かつ $z = 0$ であるための何条件か。 (3) 四角形 ABCD において、$AB = BC = CD = DA$ かつ $AB // CD$ かつ $BC // DA$ であることは、四角形 ABCD が正方形であるための何条件か。

代数学条件必要十分条件二次方程式判別式幾何学四角形
2025/5/7

1. 問題の内容

(1) 2次方程式 f(x)=0f(x) = 0 の判別式を DD とするとき、D>0D > 0 であることは、f(x)=0f(x) = 0 が実数解をもつための何条件か。
(2) xyz=0xyz = 0 かつ x+y0x + y \ne 0 であることは、x+y+z=0x + y + z = 0 かつ z=0z = 0 であるための何条件か。
(3) 四角形 ABCD において、AB=BC=CD=DAAB = BC = CD = DA かつ AB//CDAB // CD かつ BC//DABC // DA であることは、四角形 ABCD が正方形であるための何条件か。

2. 解き方の手順

(1) 2次方程式 f(x)=0f(x) = 0 が実数解をもつための条件は D0D \ge 0 である。したがって、D>0D > 0 は実数解をもつための十分条件であるが、必要条件ではない。
(2) xyz=0xyz = 0 かつ x+y0x + y \ne 0 ならば、x+y+z=0x + y + z = 0 かつ z=0z = 0 とは限らない(例えば、x=1x=1, y=1y=1, z=0z=0)。また、x+y+z=0x + y + z = 0 かつ z=0z = 0 ならば、xyz=0xyz = 0 かつ x+y0x + y \ne 0 とは限らない(例えば、x=0x=0, y=0y=0, z=0z=0)。したがって、必要条件でも十分条件でもない。
(3) AB=BC=CD=DAAB = BC = CD = DA かつ AB//CDAB // CD かつ BC//DABC // DA である四角形はひし形である。ひし形が正方形であるためには、さらに角が直角である必要がある。したがって、必要条件であるが、十分条件ではない。

3. 最終的な答え

(1) ②
(2) ④
(3) ①

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