与えられた式 $(1-\sqrt{2}+\sqrt{3})(1+\sqrt{2}+\sqrt{3})$ を計算し、簡略化せよ。

代数学式の計算平方根有理化数式の簡略化
2025/5/7

1. 問題の内容

与えられた式 (12+3)(1+2+3)(1-\sqrt{2}+\sqrt{3})(1+\sqrt{2}+\sqrt{3}) を計算し、簡略化せよ。

2. 解き方の手順

与えられた式を (a+b)(ab)=a2b2(a+b)(a-b) = a^2 - b^2 の形に変形できるように工夫する。
まず、1+31+\sqrt{3} を一つの塊と見て、与式を次のように変形する。
(1+32)(1+3+2)(1+\sqrt{3} - \sqrt{2})(1+\sqrt{3} + \sqrt{2})
ここで、a=1+3a = 1 + \sqrt{3}b=2b = \sqrt{2} と置くと、与式は (ab)(a+b)(a-b)(a+b) となる。
よって、
(1+32)(1+3+2)=(1+3)2(2)2(1+\sqrt{3} - \sqrt{2})(1+\sqrt{3} + \sqrt{2}) = (1+\sqrt{3})^2 - (\sqrt{2})^2
=(1+23+3)2= (1 + 2\sqrt{3} + 3) - 2
=4+232= 4 + 2\sqrt{3} - 2
=2+23= 2 + 2\sqrt{3}

3. 最終的な答え

2+232 + 2\sqrt{3}

「代数学」の関連問題

与えられた4つの分数式の計算問題を解きます。 (1) $\frac{3b^2c}{8a} \times \frac{4a^3}{9bc}$ (2) $\frac{t^2 + 3t}{t+5} \div...

分数式因数分解約分式の計算
2025/5/8

与えられた数式を簡略化します。数式は $\frac{a^3 + b^3}{a + b}$ です。

因数分解式の簡略化代数式立方和
2025/5/8

与えられた式 $\frac{a}{ab+b^2} - \frac{b}{a^2+ab}$ を簡略化せよ。

分数式の簡略化因数分解通分
2025/5/8

与えられた式 $(a^2)^3 \div a^4$ を簡略化してください。

指数法則式の簡略化累乗代数
2025/5/8

与えられた式 $\frac{x+2}{x^2+x-2} + \frac{x+3}{x^2-4x+3}$ を計算し、できるだけ簡単な形で表す。

分数式式の計算因数分解通分
2025/5/8

$S = 1 + 2 \cdot 2 + 2 \cdot 2^2 + \dots + 2 \cdot 2^{n-1}$

数列等比数列級数
2025/5/8

与えられた分数の足し算 $\frac{1}{x+1} + \frac{2}{x-1}$ を計算して、結果を最も簡単な形で表す。

分数式の計算代数
2025/5/8

与えられた式 $\frac{x+2}{x^2+x-2} + \frac{x+3}{x^2-4x+3}$ を計算し、簡略化してください。

分数式式の簡略化因数分解代数
2025/5/8

与えられた6つの分数式の計算問題を解きます。各問題は分数式の足し算または引き算です。

分数式の計算通分因数分解式の整理
2025/5/8

2次関数 $y = x^2 - 2x + 2$ について、定義域 $0 \le x \le 3$ における最大値と最小値を求め、そのときの $x$ の値を求める。

二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/5/8