バスケットボール選手Aが2ポイントシュートと3ポイントシュートのみを打ちます。Aの合計得点は60点、全シュートの成功率は40%、2ポイントシュートの成功率は60%、3ポイントシュートの成功率は30%です。Aが打ったシュートの本数を求める問題です。

代数学連立方程式文章問題割合得点計算
2025/5/8

1. 問題の内容

バスケットボール選手Aが2ポイントシュートと3ポイントシュートのみを打ちます。Aの合計得点は60点、全シュートの成功率は40%、2ポイントシュートの成功率は60%、3ポイントシュートの成功率は30%です。Aが打ったシュートの本数を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、2ポイントシュートをxx本、3ポイントシュートをyy本打ったとします。
全シュートの本数はx+yx + y本です。
全シュートの成功率は40%なので、成功したシュートの本数は0.4(x+y)0.4(x+y)本です。
2ポイントシュートの成功率は60%なので、2ポイントシュートで成功した本数は0.6x0.6x本です。
3ポイントシュートの成功率は30%なので、3ポイントシュートで成功した本数は0.3y0.3y本です。
成功したシュートの本数は0.6x+0.3y0.6x + 0.3y本と表すこともできます。
よって、0.4(x+y)=0.6x+0.3y0.4(x+y) = 0.6x + 0.3yという式が成り立ちます。
この式を整理すると、0.4x+0.4y=0.6x+0.3y0.4x + 0.4y = 0.6x + 0.3yとなり、0.1y=0.2x0.1y = 0.2x、つまりy=2xy = 2xとなります。
また、得点の合計は60点なので、2(0.6x)+3(0.3y)=602(0.6x) + 3(0.3y) = 60という式が成り立ちます。
これを整理すると、1.2x+0.9y=601.2x + 0.9y = 60となります。
y=2xy = 2xを代入すると、1.2x+0.9(2x)=601.2x + 0.9(2x) = 60となり、1.2x+1.8x=601.2x + 1.8x = 603x=603x = 60x=20x = 20となります。
よって、y=2x=2(20)=40y = 2x = 2(20) = 40となります。
したがって、シュートの合計本数はx+y=20+40=60x + y = 20 + 40 = 60本となります。

3. 最終的な答え

60本