画像には複数の問題が書かれていますが、ここでは3つの問題を解きます。 (7) $(1+x)^{1/2}$ (8) $\cos^{-1} \frac{1}{2}$ (9) $\cot x = \frac{1}{\tan x}$

解析学テイラー展開逆三角関数三角関数の定義
2025/5/8

1. 問題の内容

画像には複数の問題が書かれていますが、ここでは3つの問題を解きます。
(7) (1+x)1/2(1+x)^{1/2}
(8) cos112\cos^{-1} \frac{1}{2}
(9) cotx=1tanx\cot x = \frac{1}{\tan x}

2. 解き方の手順

(7) (1+x)1/2(1+x)^{1/2} は、テイラー展開やマクローリン展開を使うことで近似値を求めることができますが、ここでは展開式を記述するのみとします。
(1+x)1/21+12x18x2+(1+x)^{1/2} \approx 1 + \frac{1}{2}x - \frac{1}{8}x^2 + \dots
(8) cos112\cos^{-1} \frac{1}{2} は、逆三角関数に関する問題です。
cosθ=12\cos \theta = \frac{1}{2} となる θ\theta を探します。θ\theta の範囲は通常 [0,π][0, \pi] です。
cosπ3=12\cos \frac{\pi}{3} = \frac{1}{2} であるので、cos112=π3\cos^{-1} \frac{1}{2} = \frac{\pi}{3}となります。
(9) cotx=1tanx\cot x = \frac{1}{\tan x} は、三角関数の定義に関する問題です。
cotx\cot xtanx\tan x の逆数として定義されます。この等式は恒等式です。
cotx=cosxsinx\cot x = \frac{\cos x}{\sin x} であり、tanx=sinxcosx\tan x = \frac{\sin x}{\cos x} なので、cotx=1tanx\cot x = \frac{1}{\tan x} が成り立ちます。

3. 最終的な答え

(7) (1+x)1/21+12x18x2+(1+x)^{1/2} \approx 1 + \frac{1}{2}x - \frac{1}{8}x^2 + \dots
(8) cos112=π3\cos^{-1} \frac{1}{2} = \frac{\pi}{3}
(9) cotx=1tanx\cot x = \frac{1}{\tan x} (恒等式)

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