1. 問題の内容
問題は、関数 の第 次導関数を求めることです。
2. 解き方の手順
ライプニッツの公式を用いることを考えます。ライプニッツの公式とは、2つの関数 と の積の第 次導関数を求める公式で、以下の通りです。
ここで、 は二項係数であり、 で計算できます。
今回の問題では、、 とします。
の導関数は以下の通りです。
以降の導関数も全て0になります。
の導関数は以下の通りです。
一般に、 となります。
ライプニッツの公式にこれらの導関数を代入します。
の導関数は4階以降は0になるため、実質的に 、つまり の項のみを考えれば良いことになります。したがって、 は から までの値を動きます。
上記の導関数を代入すると、以下のようになります。
二項係数を計算すると、
これらを代入して整理します。