与えられた数式や数量を、文字式の表し方にしたがって書き換える問題です。具体的には、 (1) 数字と文字の積、文字の積、和や差を含む式などを、文字式のルールに従って表現します。 (2) 数量の関係を文字式で表します。

代数学文字式式の表現代数
2025/5/8

1. 問題の内容

与えられた数式や数量を、文字式の表し方にしたがって書き換える問題です。具体的には、
(1) 数字と文字の積、文字の積、和や差を含む式などを、文字式のルールに従って表現します。
(2) 数量の関係を文字式で表します。

2. 解き方の手順

各問題ごとに、文字式のルールを適用して式を整理します。
(1) 数字は文字の前に書き、積の記号(×\times)は省略します。同じ文字の積は指数を使って表します。
(2) 除法は分数で表します。
(3) 数量の関係を正しく捉え、文字を使って式を立てます。
では、それぞれの問題について解答していきます。

1. 次の式を、文字式の表し方にしたがって書きなさい。

(1) x×(5)=5xx \times (-5) = -5x
(2) b×2×a=2abb \times 2 \times a = 2ab
(3) a×(1)=aa \times (-1) = -a
(4) (a+b)×2=2(a+b)(a+b) \times 2 = 2(a+b)
(5) x×x×x×x×x=x5x \times x \times x \times x \times x = x^5

2. 次の式を、文字式の表し方にしたがって書きなさい。

(1) a÷3=a3a \div 3 = \frac{a}{3}
(2) (ab)÷5=ab5(a-b) \div 5 = \frac{a-b}{5}
(3) 3÷a=3a3 \div a = \frac{3}{a}
(4) (1)÷x=1x(-1) \div x = -\frac{1}{x}
(5) (a+b+c)÷(3)=a+b+c3(a+b+c) \div (-3) = -\frac{a+b+c}{3}

3. 次の式を、文字式の表し方にしたがって書きなさい。

(1) x×23×y=2x3yx \times 2 - 3 \times y = 2x - 3y
(2) 4+3×x=4+3x4 + 3 \times x = 4 + 3x
(3) a×(b+c)×5=5a(b+c)a \times (b+c) \times 5 = 5a(b+c)
(4) x×x×y+2+z×(1)=x2y+2zx \times x \times y + 2 + z \times (-1) = x^2y + 2 - z
(5) 3×y×x×x×x×21=6x3y13 \times y \times x \times x \times x \times 2 - 1 = 6x^3y - 1

4. 次の数量を、文字式の表し方にしたがって書きなさい。

(1) xxyy の2倍との和 =x+2y= x + 2y
(2) xxyy の和の2倍 =2(x+y)= 2(x+y)
(3) xx の2乗と yy の2乗との和 =x2+y2= x^2 + y^2
(4) xxyy の和の2乗 =(x+y)2= (x+y)^2
(5) xx の3乗から yy の3乗をひいた数 =x3y3= x^3 - y^3

3. 最終的な答え

1. (1) -5x

(2) 2ab
(3) -a
(4) 2(a+b)
(5) x^5

2. (1) a/3

(2) (a-b)/5
(3) 3/a
(4) -1/x
(5) -(a+b+c)/3

3. (1) 2x - 3y

(2) 4 + 3x
(3) 5a(b+c)
(4) x^2y + 2 - z
(5) 6x^3y - 1

4. (1) x + 2y

(2) 2(x+y)
(3) x^2 + y^2
(4) (x+y)^2
(5) x^3 - y^3

「代数学」の関連問題

初項から第10項までの和が4、初項から第20項までの和が24である等比数列について、初項から第40項までの和を求める。ただし、公比は実数とする。

等比数列数列の和数列
2025/5/8

$a$ が与えられた値をとるとき、$|a-1| + |a+2|$ の値を求める問題です。$a$ はそれぞれ (1) 3, (2) 0, (3) -1, (4) $-\sqrt{3}$ の値をとります。

絶対値式の計算
2025/5/8

次の式を計算しなさい。 $\frac{5a - 7b}{2} - (4a - b)$

式の計算分数式同類項
2025/5/8

多項式 $6x^4 + 7x^3 - 9x^2 - x + 2$ を多項式 $B$ で割ったとき、商が $2x^2 + x - 3$、余りが $6x - 1$ である。このとき、$B$ を求めよ。

多項式除法多項式の割り算
2025/5/8

$x^3 - x^2 + 3x + 1$ を整式 $B$ で割ったとき、商が $x+1$、余りが $3x-1$ となるような整式 $B$ を求める。

多項式割り算因数分解組立除法
2025/5/8

整式 $A$ を $x^2+x+1$ で割ると、商が $x-3$ で余りが $2x-1$ である。このとき、整式 $A$ を求めよ。

多項式割り算因数定理
2025/5/8

整式 $A$ を $x^2 - 2x - 1$ で割ると、商が $2x - 3$、余りが $-2x$ である。このとき、$A$ を求めよ。

多項式割り算式の計算
2025/5/8

問題(2)は、整式 $A$ を $x^2 + x + 1$ で割ると、商が $x-3$ で、余りが $2x-1$ であるとき、$A$ を求める問題です。

整式多項式割り算展開
2025/5/8

与えられた連立方程式の解 $(x, y)$ を求める問題です。連立方程式は以下の通りです。 $4\lambda = \frac{2}{3} x^{-\frac{1}{3}} y^{\frac{1}{3...

連立方程式数式処理解の導出
2025/5/8

$x, a, b$ を実数とするとき、以下のそれぞれについて、左側の条件が右側の条件であるための何条件かを答えます。選択肢は以下の通りです。 1. 必要条件であるが十分条件でない

条件必要条件十分条件不等式方程式
2025/5/8