5の倍数より2大きい数と、5の倍数より3大きい数の和が、5の倍数になることを文字式を使って説明する問題です。

代数学文字式整数倍数式の計算
2025/5/8

1. 問題の内容

5の倍数より2大きい数と、5の倍数より3大きい数の和が、5の倍数になることを文字式を使って説明する問題です。

2. 解き方の手順

まず、2つの数を文字式で表します。
5の倍数を 5n5n5m5m (n, mは整数)とすると、
5の倍数より2大きい数は 5n+25n + 2
5の倍数より3大きい数は 5m+35m + 3
となります。
次に、これらの2つの数の和を計算します。
(5n+2)+(5m+3)(5n + 2) + (5m + 3)
分配法則と結合法則を用いて式を整理します。
5n+5m+2+3=5n+5m+55n + 5m + 2 + 3 = 5n + 5m + 5
さらに、5でくくります。
5n+5m+5=5(n+m+1)5n + 5m + 5 = 5(n + m + 1)
n,mn, m は整数なので、n+m+1n + m + 1も整数です。
したがって、5(n+m+1)5(n + m + 1) は5の倍数になります。

3. 最終的な答え

5の倍数より2大きい数と5の倍数より3大きい数の和は、5の倍数になる。

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