(1) 不等式 ∣2x−3∣<n を解く。 絶対値記号を外すと −n<2x−3<n となる。 各辺に 3 を加えて 3−n<2x<3+n。 各辺を 2 で割ると 23−n<x<23+n となる。 (2) n=4 のとき、x の範囲は 23−4<x<23+4 より、 23−2<x<23+2 となり、21<x<25 である。 この範囲にある整数 x は 1 と 2 であるから、N=2。 n=15 のとき、x の範囲は 23−15<x<23+15 である。 15 は 3<15<4 より、23−4<23−15<23−3 −21<23−15<0 同様に、23+3<23+15<23+4 3<23+15<27=3.5 したがって、−21<x<27 であるから、整数 x は 0, 1, 2, 3 である。よって N=4。 (3) N=6 となる n の範囲を考える。 23+n−23−n=22n=n 整数 x の個数が6個なので、23+n−23−n≈6 となる必要がある。 23−n<x<23+n x は整数なので、m<x<m+5 (6個) 23−n=m−ϵ 23+n=m+5+ϵ 23+n−23−n=5+2ϵ n=5+2ϵ, ただし ϵ>0 n≈6 −21<23−n<21 x=m,m+1,...,m+5 23+n−23−n=6→n=6→n=36 この時、範囲は x≈−1.5,x≈4.5 よって -1, 0, 1, 2, 3, 4 N=6
nが最小になるのは、23−n が-2より少し大きい時 n=37:−1.54<x<4.54→−1,0,1,2,3,4 個数 =6 n=36:−1.5<x<4.5→−1,0,1,2,3,4 個数 =6 n=25:−1<x<4 最小値は25です。
23+n=5.5のとき、 3+n=11,n=8,n=64 この時、範囲は -2.5 < x < 5.5
整数は -2, -1, 0, 1, 2, 3, 4, 5 N=8個
n=16:−0.5<x<3.5 23−n が−1+ϵ で 23+n が 4+ϵ N=6, 最小のnは16, 最大のnは36