$\log_{10}2 = 0.3010$ および $\log_{10}3 = 0.4771$ が与えられている。不等式 $(\frac{1}{3})^n < 0.0001$ を満たす最小の整数 $n$ を求める。

代数学対数不等式常用対数指数
2025/5/8

1. 問題の内容

log102=0.3010\log_{10}2 = 0.3010 および log103=0.4771\log_{10}3 = 0.4771 が与えられている。不等式 (13)n<0.0001(\frac{1}{3})^n < 0.0001 を満たす最小の整数 nn を求める。

2. 解き方の手順

まず、不等式の両辺の常用対数をとる。
log10(13)n<log10(0.0001)\log_{10}(\frac{1}{3})^n < \log_{10}(0.0001)
nlog10(13)<log10(104)n \log_{10}(\frac{1}{3}) < \log_{10}(10^{-4})
nlog10(31)<4n \log_{10}(3^{-1}) < -4
nlog103<4-n \log_{10}3 < -4
nlog103>4n \log_{10}3 > 4
log103\log_{10}3 の値が与えられているので、代入する。
n(0.4771)>4n(0.4771) > 4
n>40.4771n > \frac{4}{0.4771}
n>8.3845...n > 8.3845...
したがって、不等式を満たす最小の整数nn99である。

3. 最終的な答え

9

「代数学」の関連問題

初項から第10項までの和が4、初項から第20項までの和が24である等比数列について、初項から第40項までの和を求める。ただし、公比は実数とする。

等比数列数列の和数列
2025/5/8

$a$ が与えられた値をとるとき、$|a-1| + |a+2|$ の値を求める問題です。$a$ はそれぞれ (1) 3, (2) 0, (3) -1, (4) $-\sqrt{3}$ の値をとります。

絶対値式の計算
2025/5/8

次の式を計算しなさい。 $\frac{5a - 7b}{2} - (4a - b)$

式の計算分数式同類項
2025/5/8

多項式 $6x^4 + 7x^3 - 9x^2 - x + 2$ を多項式 $B$ で割ったとき、商が $2x^2 + x - 3$、余りが $6x - 1$ である。このとき、$B$ を求めよ。

多項式除法多項式の割り算
2025/5/8

$x^3 - x^2 + 3x + 1$ を整式 $B$ で割ったとき、商が $x+1$、余りが $3x-1$ となるような整式 $B$ を求める。

多項式割り算因数分解組立除法
2025/5/8

整式 $A$ を $x^2+x+1$ で割ると、商が $x-3$ で余りが $2x-1$ である。このとき、整式 $A$ を求めよ。

多項式割り算因数定理
2025/5/8

整式 $A$ を $x^2 - 2x - 1$ で割ると、商が $2x - 3$、余りが $-2x$ である。このとき、$A$ を求めよ。

多項式割り算式の計算
2025/5/8

問題(2)は、整式 $A$ を $x^2 + x + 1$ で割ると、商が $x-3$ で、余りが $2x-1$ であるとき、$A$ を求める問題です。

整式多項式割り算展開
2025/5/8

与えられた連立方程式の解 $(x, y)$ を求める問題です。連立方程式は以下の通りです。 $4\lambda = \frac{2}{3} x^{-\frac{1}{3}} y^{\frac{1}{3...

連立方程式数式処理解の導出
2025/5/8

$x, a, b$ を実数とするとき、以下のそれぞれについて、左側の条件が右側の条件であるための何条件かを答えます。選択肢は以下の通りです。 1. 必要条件であるが十分条件でない

条件必要条件十分条件不等式方程式
2025/5/8