まず、四角形ABCDが円に内接することから、向かい合う角の和が 180∘ であることを利用します。 角Aと角C、角Bと角Dがそれぞれ向かい合う角です。
三角形ABDと三角形BCDにおいて、余弦定理を利用します。
三角形ABDにおいて、
BD2=AB2+AD2−2⋅AB⋅AD⋅cosA x2=32+42−2⋅3⋅4⋅cosA x2=9+16−24cosA x2=25−24cosA ...(1) 三角形BCDにおいて、
BD2=BC2+CD2−2⋅BC⋅CD⋅cosC x2=12+42−2⋅1⋅4⋅cosC x2=1+16−8cosC x2=17−8cosC ...(2) 円に内接する四角形の性質より、A+C=180∘なので、C=180∘−Aです。 よって、cosC=cos(180∘−A)=−cosAとなります。 (2)式に cosC=−cosA を代入すると、 x2=17−8(−cosA) x2=17+8cosA ...(3) (1)式と(3)式からx2を消去します。 25−24cosA=17+8cosA 8=32cosA cosA=328=41 (1)式に cosA=41を代入すると、 x2=25−24⋅41 x2=25−6