1. 問題の内容
東西に6本、南北に7本の道がある街で、PからQまで、PからRを通ってQまで、PからRを通らずにQまで行く場合の最短経路の数を求める問題です。
2. 解き方の手順
(1) PからQまで行く場合
PからQまで最短距離で行くには、東に5区画、南に6区画進む必要があります。
したがって、合計11回の移動のうち、東に5回移動する方法の数を求めればよいので、組み合わせの式で計算できます。
(2) PからRを通ってQまで行く場合
まずPからRまで最短距離で行く方法の数を計算します。
PからRまで最短距離で行くには、東に2区画、南に3区画進む必要があります。
したがって、合計5回の移動のうち、東に2回移動する方法の数を求めればよいので、組み合わせの式で計算できます。
次にRからQまで最短距離で行く方法の数を計算します。
RからQまで最短距離で行くには、東に3区画、南に3区画進む必要があります。
したがって、合計6回の移動のうち、東に3回移動する方法の数を求めればよいので、組み合わせの式で計算できます。
PからRを通ってQまで行く場合の数は、PからRまでの経路の数とRからQまでの経路の数を掛け合わせたものです。
(3) PからRを通らずにQまで行く場合
PからQまで行くすべての経路の数から、PからRを通ってQまで行く経路の数を引けば、PからRを通らずにQまで行く経路の数が求まります。
3. 最終的な答え
(1) PからQまで行く道順:462通り
(2) PからRを通ってQまで行く道順:200通り
(3) PからRを通らずにQまで行く道順:262通り