まず、点Pは平面ABC上にあるので、実数s, t, uを用いて、
OP=sOA+tOB+uOC と表せれば、 OA+AB+BC=OCより、OA+OB+OCではないので、係数の和が1であるという条件は使えない。 しかし、平面ABC上の点は、
OP=OA+sAB+tACで表せるので、OP=a+s(b−a)+t(c−a)。 OP=(1−s−t)a+sb+tcとなる。 次に、点Hの位置ベクトルを考える。
OG=OA+AD+DG=OA+OB+OC=a+b+c GH=DGなので、OH=OG+GH=OG+DG=OG+OC=a+b+c+c=a+b+2c ここで、直線OH上の点Pは実数kを用いてOP=kOHと表せる。 OP=k(a+b+2c)=ka+kb+2kc ka=(1−s−t)a よって、
これらを連立して解く。
k=sをk=1−s−tに代入すると、k=1−k−tなので、2k+t=1 また、t=2kなので、2k+2k=1より、4k=1 t=42=21 したがって、OP=41a+41b+21c