(1) どの赤球も隣り合わない確率 pを求める。 まず、白球5個と黒球3個を並べる。この並べ方は、
5!3!8!=3×2×18×7×6=56通り。 次に、この8個の球の間と両端の9箇所に赤球4個を並べる。この並べ方は、
9C4=4!5!9!=4×3×2×19×8×7×6=126通り。 よって、どの赤球も隣り合わない並べ方は、 56×126=7056通り。 全ての並べ方は、
3!4!5!12!=3×2×1×4×3×2×112×11×10×9×8×7×6=27720通り。 したがって、求める確率は、
p=277207056=27720/5047056/504=5514 (2) どの赤球も隣り合わないとき、どの黒球も隣り合わない条件付き確率qを求める。 どの赤球も隣り合わず、かつ、どの黒球も隣り合わない場合を考える。
まず、白球5個を並べる。この並べ方は1通り。
次に、白球の間と両端の6箇所に黒球3個を並べる。この並べ方は、
6C3=3!3!6!=3×2×16×5×4=20通り。 さらに、黒球と白球の間と両端の9箇所に赤球4個を並べる。この並べ方は、
9C4=4!5!9!=4×3×2×19×8×7×6=126通り。 したがって、どの赤球も隣り合わず、かつ、どの黒球も隣り合わない並べ方は、 20×126=2520通り。 求める条件付き確率は、
q=70562520=7056/5042520/504=145