関数 $y = -\sin^2\theta + \cos\theta$ (ただし、$0 \le \theta < 2\pi$) の最大値と最小値を求め、そのときの $\theta$ の値を求めよ。
2025/5/9
1. 問題の内容
関数 (ただし、) の最大値と最小値を求め、そのときの の値を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、 を で表すために、三角関数の恒等式 を用いる。これにより、 となる。
これを元の関数に代入する。
次に、 とおくと、関数は となる。ここで、 である。
平方完成を行う。
これは下に凸な放物線である。軸は であり、定義域 に含まれている。
したがって、頂点で最小値をとる。
のとき、最小値は 。
また、 のとき、最大値をとる。
のとき、。
次に、 の値を求める。
最小値をとるとき、。 の範囲でこれを満たす は、。
最大値をとるとき、。 の範囲でこれを満たす は、。
3. 最終的な答え
最大値: ( のとき)
最小値: ( のとき)